Mechanical System

空気線図でみるPMV

こんにちは。室内の暑さや涼しさを評価する指標として平均予想温冷感申告(PMV)を用いることが多い。PMVによる評価ではPMVが-0.5~0.5の間であれば、一般的に快適とされる。しかし、実際にどういった条件であれば、PMVが-0.5~0.5...
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建築工事、機械設備工事、別途工事について紹介

こんにちは。建築設備業界に携わっていると、「これは建築工事」「これは機械設備工事」「これは別途工事」といった用語を頻繁に耳にする。これらの区分に慣れていれば特に問題はないが、初めて聞いた場合には意味が分かりづらいことも多い。本記事では、建築...
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電気設備の概要 -受変電設備や動力設備等各種設備について紹介-

こんにちは。電気設備といえば、強電や弱電を始め、様々な設備がある。これらの各種設備の全体像を把握しておかないと、各設備のつながりがわからず、全体的にちぐはぐした計画となってしまう可能性がある。今回は電気設備の各種設備について紹介する。 電気...
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BPIを低減しても熱源容量を見直ししない場合におけるBEIの推移

こんにちは。通常、設計業務では工事着工前に建築確認申請を提出する必要がある。建築確認申請時おいては、省エネ適判についても申請する必要がある。省エネ適判時に省エネ性能について基準値を満足していないと、建築確認申請が下りない。そのため、省エネ性...
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熱源容量低減によるBEIの値推移

こんにちは。近年では、省エネ法の改正に伴い、より一層建物の省エネ化が求められている。省エネ技術といえば、外気量制御や変流量、変風量制御等様々な方法がある。しかし、熱源容量を適正化することによる省エネ効果については知らない方も少なくない。今回...
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BPIの向上に伴う省エネ効果(BEIの値)

こんにちは。近年では、建物の脱炭素化の促進のため、省エネ法においても、より一層厳しい基準が設けられた。つまり、今後の設計においては、より省エネに配慮した計画を行う必要がある。しかし、省エネ法を満足するための省エネ技術の導入の幅(量)について...
Mechanical System

温熱環境の評価 -PMVの評価方法

こんにちは。建築設備に従事していると、よく「室内が暑い」や「室内が寒い」などといった話を受けることがあるかと思う。しかし、この「暑い」や「寒い」は定量的な評価ではなく、個人の感覚的な評価である。人の感覚によって室内環境や屋外環境等を評価する...
Mechanical System

省エネを最大限に図る -モジュールチラーの省エネ効果-

こんにちは。昨今では建物の省エネ化がより一層求められている。一般的に建物の消費エネルギーの約40%は空調設備に起因する。(実際には、建物用途や運用方法によっても異なる)空調設備の中でも空調用の冷熱や温熱を発生させる熱源機器の省エネ化は、空調...
Plumbing System

通気管の開放位置を紹介

こんにちは。排水設備は建物の中でも最も重要な機能の一つである。排水が詰まると、建物の機能として物理的な支障が発生する。また、衛生面でも問題が発生する。排水設備に含まれる通気管も同様である。通気管が適切に計画されないと、封水切れの発生や悪臭に...
Mechanical System

ビル用マルチエアコン(ビルマル)の冷暖切替形と冷暖フリーの違い

こんにちは。近年ではパッケージエアコンの効率も上昇し、建物にパッケージエアコンを導入するケースも増えている。その中でも、小規模から中規模程度の建物に適したビル用マルチエアコンは設置スペースの導入事例が劇的に増えている。ビル用マルチエアコンの...
Plumbing System

水槽内の連通管径(サイズ)の決定方法

こんにちは。官庁案件の建物を計画する際には、雨水利用の促進の観点から雨水利用設備を建物内に導入することが多い。また、大規模な建物になるほど一日の使用水量が大きくなるため、雨水貯留槽の容量が大きくなる傾向にある。さらに、雨水貯留槽は一般的にピ...
Plumbing System

厨房機器のガス消費量と排気量を紹介

こんにちは。商業施設を計画する際には、必ずといっていいほど飲食店が計画される。飲食店には厨房設備が計画されることがほとんどであり、これらの厨房設備にはインフラを用意する必要がある。特にガス消費量は設置する厨房機器によって大きく変動する。また...
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省エネ(標準入力法)の基準値 -事務所用途の熱源容量を紹介-

こんにちは。度重なる省エネ法の改正により、より省エネに重点を置いた計画が求められている。その一方で、省エネ法の基準値が引き上げられたものの、一体どのように計画を行えば新たな省エネ基準を満足できるか、まだ手探り状態の方がほとんどであろう。一般...
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事務所用途の省エネ施策とBEI値の推移

こんにちは。近年、省エネ法の改正により、省エネ基準がより厳格化された。省エネ基準の引き上げに伴い、より省エネに考慮した設備計画を行う必要がある。しかし、どの程度の省エネ化を図ればどの程度BEI(省エネ法上の年間エネルギー消費量基準値に対する...
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家庭用ルームエアコンと業務用パッケージエアコンの違い

こんにちは。比較的小規模な建物に空調設備を導入する場合は、業務用のパッケージエアコンを導入するケースが多い。しかし、業務用のパッケージエアコンは一体家庭用のルームエアコンと何が異なるのだろうかとふと疑問に思われる方も少なくない。業務用パッケ...
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ルーバの設置角度による日照面積率の変化

こんにちは。建物の外壁面にルーバーを設置し、外皮負荷を積極的に低減する計画が増えている。しかし、ただ闇雲にルーバーを設置しても、日射遮蔽による効果を最大限活かしきれない。実際には、日射角に対して正対するように設置することが望ましいと思われる...
Mechanical System

ルーバーを用いた場合による日照面積率の計算方法を紹介

こんにちは。建物の省エネ化がより一層求められる中、建物の外皮性能を少しでも高めるために東西面に縦ルーバーを用いることがある。しかし、縦ルーバーの効果が一体どれほどのものであるかが理解できていない方も多いだろう。また、一般的に南面に対しては水...
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外壁負荷を算定するために用いる実効温度差について紹介

こんにちは。建物の省エネ化を図る際には、設備単体の高効率化や効率的な設備システムの構築が挙げられる。しかし、設備だけの努力では徹底した省エネ化の実現は難しいことが事実である。そのため、設備的な努力の他にも建築的な配慮によって、省エネ化をより...
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地域別・時刻別のガラス面日射熱取得を紹介

こんにちは。近年では建物の省エネ化が求められており、CO2排出量が極力小さくなるような空調設計を行うことが重要である。空調に関する省エネ手法としては、主に空調機器や空調システムの高効率化が挙げられるが、他にも、建物の熱負荷を低減させることも...
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【空港施設】空港施設の省エネ効果を紹介

こんにちは。普段、基本計画段階や基本設計段階で各省エネ技術の提案を行う際に、費用対効果を算出したうえで、合理的に説明する必要がある。しかし、費用対効果を容易に算出することは難しく、それなりに時間がかかる。そういった時間のロスを少しでも減らす...