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特定建築物に関するビル管法の動向

こんにちは。一般的な建築物(特定建築物)の場合は延べ面積3,000m2以上、学校については延べ面積8,000m2からビル管法の順守が求められる場合が多い。大規模な建物を計画する場合には設計段階から地方自治体の保健所と建物の計画について事前協...
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地中熱ヒートポンプの熱交換器タイプ

こんにちは。官公庁の施設をはじめ建物の省エネ化を図る際に、最近では地中熱ヒートポンプの導入検討を行うことが増えてきた。地中熱ヒートポンプによる空調方式はまだまだ普及していないこともあり、どのように検討したらよいかわからないことも少なくない。...
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サッシの種類とBPI,BEI

こんにちは。現在、すべての新築建物において省エネ計算が必須となっている。また、建物の省エネ性能(省エネ基準)についても、今後段階的に引き上げられることが想定されている。建物の省エネを検討するうえで、窓からの熱取得(熱負荷)は無視できない重要...
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定格消費電力と最大電流値

こんにちは。建物を設計する際には、意匠・構造・機械・電気といった各分野が一体となって計画を進める必要がある。意匠は意匠だけ、機械は機械だけといったように、それぞれが独立して検討してしまうと、整合の取れた計画とすることは困難である。ただし、分...
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バルセロナでのスリ -被害届の受領方法-

こんにちは。先進国を含む海外は、一般的に日本よりも治安が悪い場合が多い。短期間の旅行では実感しにくいが、実際に現地で生活すると、貧富の差や社会的な格差の大きさを肌で感じることになる。街中では観光地と生活圏が近接しており、華やかな通りの裏側に...
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地中熱ヒートポンプチラーと省エネ効果

こんにちは。特に官庁施設においては、設計時に地中熱ヒートポンプや地中熱ヒートポンプチラーの導入検討を行うことが多く、主に採水量制限の観点からクローズドループ方式を前提とした導入検討が一般的である。地中熱ヒートポンプチラーの導入検討を行う理由...
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空調二次ポンプの台数と制御による省エネ効果

こんにちは。建物の省エネを図る際には、具体的にどのような施策を行えばどの程度の省エネに寄与するかがわからないことも少なくない。建物全体のエネルギー消費量としては、一般的に特に空調設備が占める割合が大きい。そのため、空調設備の省エネ施策が建物...
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CO2削減量要素分解時の注意点 -CO2排出係数と省エネ効果-

こんにちは。2050年までにカーボンニュートラルが求められており、建物の脱炭素化にむけて、各年度のCO2排出量を管理している事業者は少なくない。各年度のCO2排出量を算定するためには、電気やガスなどの光熱費を積み上げることとなる。積み上げた...
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脱炭素化ロードマップの計画方法

こんにちは。近年では建物の脱炭素化が急務となっており、各事業者も関心が高いテーマの一つである。こういった背景もあり、ステークホルダーからも脱炭素化が要求されることも少なくない。しかし、いざ脱炭素化に前向きになったとしても、何から手を付けたら...
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建物の耐震性能 -甲類と乙類の違い-

こんにちは。建物を計画する際にはどの程度のグレードで建物を計画するために、建物の耐震性能に関する指標がある。建物の耐震性能に関する基準は国交省の官庁施設の総合耐震・対津波計画基準により定められている。官庁施設を対象としているが、民間施設でも...
Mechanical System

ASHRAEでみる各国の温湿度

こんにちは。近年、世界各地で異常気象が発生している具体的には、外気温の上昇や自然災害などが増加している。さらに、グローバル化に伴い、海外の施主と設計・施工を行う機会も徐々に増えてきた。その際には、施主が暮らす地域の常識や気候特性を理解してお...
Plumbing System

受水槽の基礎の数量と位置

こんにちは。比較的最近の建物では受水槽を設置することが少なくない。理由としては、災害時の給水源や引込み給水径を小さくすることが挙げられる。つまり、建物を計画する際には受水槽を計画する確率が上昇している。受水槽を計画する際には法的に求められる...
Plumbing System

主要都市の降水量の推移

こんにちは。異常気象の多発に伴い近年では集中豪雨による被害が増えている。集中豪雨により竪樋を流れる排水がオーバーフローしたり、敷地内の浸水被害が発生することがあるそのため、設計を行う上ではこれらの集中豪雨に対しても何かしらの対策を考えるが重...
Mechanical System

窓面の結露と結露に対する対策

こんにちは。近年では、建物の気密性の向上や外気条件の悪化がより顕著になり、結露に関するトラブルも年々増加している。特に、窓面については壁に比べて外皮性能が低いため、比較的結露が発生しやすい。今回は窓面の結露について紹介する。 結露が発生する...
Mechanical System

空調設備設計の基礎 -外気負荷について紹介-

こんにちは。空調設備設計を行う際には、外気の影響を考慮する必要がある。特に外気負荷は全体の熱負荷のうち、比較的多くの割合を占めることが少なくない。そのため、空調設備設計を行う際や省エネに配慮した設計を行う際には、外気負荷の扱い方に配慮する必...
Mechanical System

海外の設計外気温湿度条件 -ASHRAEを用いよう-

こんにちは。海外案件を設計する際は、日本の基準とは大きく異なる。そのため、設計を進めるにあたって戸惑うことも少なくない。特に、日本での常識が現地では常識ではないことも多い。そのため、現地でしっかりとヒアリングを行ったうえで設計を進める必要が...
Mechanical System

地域別外気負荷の傾向

こんにちは。空調設計を行う際には、各計画地の外気負荷に着目することも重要である。一般的に室内負荷は年間を通じて概ね変動しない。一方で外気負荷は外気条件によって大きく変動する。つまり、夏期および冬期は外気負荷が大きくなる傾向にある。特に外気負...
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GX検定アドバンストを受けてみた

こんにちは。GXとはグリーントランスフォーメーション(Green Transformation)の略で、脱炭素社会に向けて、化石燃料中心の産業構造を再生可能エネルギー中心の構造に転換する取り組みを示す。近年では、日本でもGXという用語がよく...
Plumbing System

沈殿槽方式における雨水貯留槽の計算方法

こんにちは。雑用水利用を行う際には、主に雨水を水源とすることが多い。雨水を集水する際に砂埃等がどうしても流入する。砂埃等を取り除くためには様々な方法があるが、その中でも沈殿槽を用いた方式とすることが少なくない。今回は沈殿槽方式における雨水貯...
Plumbing System

沈殿槽容量の計算方法

こんにちは。雨水利用設備を計画する際には、砂ろ過装置を用いる方法や、沈殿槽を用いる方式がある。砂ろ過装置は実際に機器により水をろ過するため、機器本体のコストやメンテナンスコストが発生する。一方で、沈殿槽を用いる方式は水槽容量が大きくなる反面...