Mechanical System

VAVの最小風量を求める方法を紹介

こんにちは。変風量装置(VAV)の最小風量を設計する際に、いまいち風量がよくわからないといったことはないだろうか。VAVは風量を可変させられるがゆえに、自由な風量に制御を行うことができる方と思っている方も少なくない。しかし、制御できるとは言...
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【4コマ漫画】建築設備と『熱交換器』

【概要】夏期であれば暑い外気、冬期であれば冷たい外気を換気として室内へ導入する。外気を直接室内に導入すればするほど、室内の空調負荷(エアコンが運転する量)が増加する。少しでも室内空気に近い温湿度まで近づけてから、外気を室内へ導入できれば、室...
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【4コマ漫画】建築設備と『地下室と結露』

【概要】地下室は外壁が外気ではなく土壌に囲まれた空間であるため、その環境特性が他の室内空間とは異なる。土壌の温度は年間を通じておおよそ15℃程度であり、外気の温度変化に対して比較的安定している。このため、地下室内の温度も土壌の温度に影響され...
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空調機の吹出温湿度から顕熱、潜熱を求める方法

こんにちは。空調機を計画する際には、通常顕熱と全熱の割合から、SHFを算定し、空調機の吹出温湿度ならびに冷温水流量を算定する。基本的には、上記の手順のみで空調機の計算を行えば、設計上特段の支障はない。しかし、初めて空調機の選定を行う際には、...
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【計算方法を紹介】空調機の吹出温湿度からSHFを求める方法

こんにちは。中央熱源方式を計画する場合において、ほとんどの場合は空調機を計画することとなる。空調機自体を計画するのはよいが、建物内の顕熱、全熱の割合からSHFを利用した空調機の吹出温湿度の算定方法がいまいちわからないという方も多いだろう。空...
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【使えると便利】PDFacrobatで長さや面積を計測する方法

こんにちは。設備設計を行っていると、基本計画や、基本設計時におおよその室面積や、長さを図りたいときが多いと思う。意匠や構造担当者の場合は、ある程度正確な寸法を抑える必要がある。そのため、cadを用いて計測することがほとんどだ。一方で、設備設...
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【機械設備必須知識】風量と開口面積から風速を求める方法

こんにちは。主に施工段階や既設建物の確認、改修を行う際に、建物のパスダクトやドアガラリ、アンダーカットに必要な面積が現状満足しているかを確認することが多い。特に、これらの面積が不足している場合は、パスダクトやドアガラリ、アンダーカット部分や...
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【4コマ漫画】建築設備と『壁面緑化』

【概要】建物外部からの熱を遮断する手法の一つとして、壁面緑化が挙げられる。壁面緑化を行うことで、室内の空調の需要を低減でき、省エネ化を図ることができる。また、植物は二酸化炭素を吸い込み、酸素を生産することが可能である。そのため、環境配慮とい...
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屋内消火栓・屋外消火栓の圧損(揚程)の算定方法

こんにちは。屋内消火栓や屋外消火栓を建物に導入する際に圧損計算書の提出が必要となることが多い。これは、消防設備の一つであるだけに、有事の際に万が一消火活動に支障をきたすことがあってはならないためだ。また、これらの動力源となる消火ポンプは発電...
Plumbing System

【ガス消火設備】ボンベの数量の算定方法

こんにちは。建物内に水損事故が発生してはならない重要諸室に対し、ガス消火設備を計画することがある。ガス消火設備は一般的な建物ではまず計画することがない。そのため、いざガス消火設備を計画しようとすると、何から手をつけていいかよくわからないこと...
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【4コマ漫画】建築設備と『温湿度』

【概要】研究所や病院といった特殊施設を計画する際には、多くの場合、部屋の用途に応じて要求される温湿度が異なる。例えば、動物飼育の場合、マウス(ねずみ)を飼育するために必要な温湿度は他の動物とは異なる。具体的には、マウスの健康と繁殖には、特定...
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【初心者向け】m2(平米)と坪の換算方法 -それぞれの起源から含め紹介-

こんにちは。現在においても、建築業界ではm2(平米)と坪のどちらも使用されることが多い。特に最近の若者は比較的m2で表現する方が慣れているはずだ。実際に一級建築士試験や、二級建築士試験においてもm2で面積を記載することも多い。今回はm2と坪...
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【やりがちなミス】加湿給水管の水抜きの必要性

こんにちは。建物に本工事で加湿器の計画をする際に忘れがちなこと。それは、加湿給水管に水抜きを計画することを忘れることだ。加湿給水管は性質上冬期にしか使用されない。そのため、冬期以外の中間期や夏期は加湿給水管内の水が死水となる恐れがある。死水...
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【4コマ漫画】建築設備と『雨水利用設備』

【概要】雨水利用設備とは、建物や敷地内に降った雨水を集めて、建物内の設備として利用するシステムのことだ。雨水を再利用することで、建物で使用する上水量を効果的に減少させることができる。このシステムの導入により、環境負荷を軽減し、水資源の節約に...
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【冬期の加湿】加湿量の計算方法を紹介 -加湿量と噴霧量を紹介-

こんにちは。ある程度の規模にとなると、ビル管法(建築物衛生法)の対象となる。ビル管法の対象となった建物は、建築確認申請時に、建物の衛生環境に関する審査も受審する必要がある。その際によく、指摘事項として挙がる内容が加湿量の計算方法だろう。自治...
Mechanical System

【電力消費量がわからない?】空調設備分の電力使用量を類推する方法を紹介

こんにちは。既設建物を調査する際に、建物全体の電力使用量のうち、どの程度空調設備で電力を使用しているか調べる必要があることがある。特に国や市町村からの補助金を使用して空調機器を更新する際には、どの程度省エネとなるか等を計算する必要がある。建...
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【4コマ漫画】建築設備と『除湿機』

除湿機を設置する場合もあれば、エアコンの除湿機能も使用することもある。電化製品屋で見かける製品は一般に冷却除湿と呼ばれる。(露点温度制御とも呼ぶ)そのため、部屋を一定の湿度になるまで冷やして除湿を行う。一方で高価な製品では、吸着除湿もある。...
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配管内の保有水量の算定方法 -膨張タンクやクッションタンク容量計算用の基礎知識-

こんにちは。空調設備や衛生設備を計画する際、膨張タンクやクッションタンクを計画することがある。これらのタンクを計算する際には、システム全体の保有水量を事前に把握する必要がある。保有水量は大きく配管内の保有水量と機器自体の保有水量に大別される...
Plumbing System

【計画上の注意点】給水設備とクロスコネクション -概要と注意点を紹介-

こんにちは。給水設備を計画する際、常にクロスコネクションに対して考慮する必要がある。クロスコネクションが発生すると、飲料水が汚染される。それだけでなく、接続されている給水管を通じて、汚染水が広がってしまう。今回はクロスコネクションの意味や注...
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【4コマ漫画】建築設備と『空港の再エネ拠点化』

2050年に向けて、空港建築をはじめ、さまざまな建物の省エネ化、再エネ化が加速している。近年では省エネ法の改定もあり、さらなる省エネ化が求められている。つまり、設備設計者が主体となって、建物の計画を行う必要がある。最近ではパッケージエアコン...