Plumbing System

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屋内消火栓と壁の取り合い

こんにちは。普段設計では全く気にしないことも多いが設計がうまくいかないと施工の段階でよく指摘が挙がるもの。屋内消火栓と壁の取り合いもその一つではないだろうか。屋内消火栓の箱を露出形とする場合は全く気にする必要がない。ただ屋内消火栓の箱を隠ぺ...
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インバート桝と溜桝 -それぞれの違いを紹介-

こんにちは。外構の排水を計画を考えるときに考える必要のある排水桝。この排水桝には大きく2種類ある。一つがインバート桝でもう一つが溜桝だ。設備設計を始めたばかりの方や排水桝の計画をされたことがない方からすればよくわからない用語だろう。今回はイ...
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排水における二重トラップとは -禁止されている理由を紹介-

こんにちは。普段排水の計画をするときにたまによく間違えることがある二重トラップ。二重トラップが禁止されていることは設備設計を行っていれば誰でも知っていることかもしれない。それでも間違えることも少なくないので今回は二重トラップの概要と二重トラ...
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排水桝間の最長距離 -間隔の制約を紹介-

こんにちは。今回は意外と知らない方も多いであろう内容について紹介する。それは排水桝間の距離の制約についてだ。特に敷地内に設置する排水桝についてはあまり気にしたこともない方も多いかもしれない。今回は排水桝間の最長距離について紹介する。ちなみに...
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通気管が必要な理由

こんにちは。設備設計を行っていてあまり話題になることがない通気管。その割には通気管がないだけで室内環境が悪化するので厄介な存在だ。通気管は何も設計時だけの問題ではない。既に運用されている建物においても何らかの形で通気管が閉塞していることも多...
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消火水槽有効水位の算定方法

はいこんにちは。普段何の不思議もなく容量を算定している消火水槽の容量。というのも設計段階では必要水槽容量に1.2倍を乗じて安全側で水槽容量を見込むことが多いことからなかなか問題になることが少ない。とはいえ消防法規に関わる事項であることから本...
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排水槽内水中ポンプの能力算定方法

はいこんにちは。設計を行っていると建物のピット部分に排水槽を設けることが多々あるかと思う。特に地下階がある場合においては排水槽は必須だろう。(公共下水道との高さが合わないため)割と様々な建物でよく耳にする排水槽だがそんな排水槽には溜まった排...
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受水槽とポンプの算定方法

こんにちは。近年ではBCPや災害時の対策といった観点から受水槽方式が用いられるケースが多い。特にわが国では地震をはじめとしたさまざまな自然災害が発生する。その際に少しでも事業を継続できるように水源を確保、あるいは帰宅困難者等を受け入れるため...
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排水勾配が取れないときの対処法

こんにちは。普段設計をしていたり建物の改修時にもよく発生することが多い排水の勾配にまつわる問題。良く起きうることが排水の勾配が足りなくどのように進めればよいか完全に行き詰ったりする。行き詰って時間が勝手に問題を解決してくれればよいのだが当然...
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【これならわかる】排水勾配の計算方法

こんにちは。設計をしていると毎回毎回恒例だが排水の勾配がよくわからなくなることはないだろうか。設計者や図面によって1/100勾配であったり1%勾配といった呼び方をしていることも一つの原因だろう。また何メートルの配管で○○mm下がっているから...
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通気管の取り出しが45°以下とされる理由

こんにちは。日本では法整備や設計基準の整備が既に行われている。設備設計についても同様で基本的には建築設備設計基準や標準仕様書に沿って排水計画を行っている方が大半だろう。もちろんそういったガイドラインに従って計画を行うことからこそ様々な問題が...
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屋外排水管の設置高さと勾配の計測方法

こんにちは。パプアニューギニアに滞在中に経験できたことを紹介する。普段設計をしていると現場の事情であったり施工方法がイメージしづらいことが多い。今回筆者が体験した屋外排水管の測定方法についてもしかりだ。当然施工業者がただただ適当に配管を敷設...
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屋内消火栓の揚程算出方法

こんにちは。機械設備および電気設備等の設計業務には必ず設計計算書がつきものだ。計算書からは各機器の能力に問題がないかであったりシステムに問題がないかなどを読み解くことができる。設計図間での不整合についてよく計算書を振り返って修正をした経験が...
papuadiary

【設備設計者必見】排水口に網が必須な理由

こんにちは。現在はパプアニューギニアに住んでいるがパプアではまだ細かな技術までは及んでいないこともあってかかなり細かいところの建築がいろいろとずさんだったりもする。どこの国の方が設計したのかはわかりかねる部分があるが、少なくとも現地の方が実...
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【日本の常識と海外の常識】配管の保温

こんにちは。普段建築設備として従事していると配管やダクトに対してはある種当たり前のように保温を取り付けることが多い。というのも例えば冷たい水が配管内を常時流れているとすると徐々に配管の周りの温度が冷えてきて結露する。結露すること自体はさほど...
Mechanical System

【これで安心】計画通知や建築確認申請とビル管法や省エネ適判の流れ

はいこんにちは。設計を始めて間もない方が申請関係に携わる際に計画通知や確認申請の流れやそもそも計画通知と確認申請の何が異なるのかよくわからない方も多いだろう。それに加え最近では300m2超の建物では省エネ適判が必須となったり3,000m2超...
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【必見】排水勾配と排水量がわかる-マニングの公式-

はいこんにちは。普段排水の計算をしていて行政などからマニングの公式やクッターの公式を用いて計算するよう指導された経験はないだろうか。そのように指導された場合建築設備設計基準に記載の計算方法と異なるため困ってしまう方も多いかと思う。また純粋に...
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階段室内に設ける放水口(連結送水管)

はい、こんにちは。今まで設計をしていて連結送水管の放水口の位置を階段室内に設置するよう所轄消防より指導された経験はないだろうか。消防法施行令29条(210918時点)では放水口の設置位置は『階段室、非常エレベーターの乗降ロビー、消防隊が、有...
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意外と盲点? -屋内消火栓の計画の方法-

はいこんにちは。ある程度の規模であれば設計をしていて普段屋内消火栓は基本的な設備として設置することが多いかと思う。ただ所轄消防にもよるが彼らのローカルルールなどで思わぬ失敗をしたことはないだろうか。今回はそんな屋内消火栓設置基準以外に事前に...
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これだけ見ればわかる -瞬間ガス湯沸器の選定方法-

はいこんにちは。設備設計をしていてガス給湯器の容量の算定方法がまずよくわからない。どの程度が適切か迷った経験はないだろうか。(おそらくその場合はガス給湯器に限らないかと思うが)計算式こそ建築設備設計基準などに記載されているがつまるところどの...