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空調負荷率とは -概念や計算方法を紹介-

こんにちは。建物の一次エネルギー算出の際や、空調エネルギーを算出する際によく「空調負荷率」といった言葉を耳にすることがある。普段設計や施工では、空調負荷率を使用することがないため、どういった意味7日がわからない方も少なくない。しかし、近年で...
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廊下を空調するためのコストを紹介

こんにちは。民間の建物の場合は、建物内の快適性をより向上させるため、廊下部分を空調するといったことが考えられる。廊下の空調を行うこと自体は決して難しいことではないが、建物全体の工事費は上昇する傾向となる。設計業務を行う側からすれば、想定工事...
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VAVの最小風量を求める方法を紹介

こんにちは。変風量装置(VAV)の最小風量を設計する際に、いまいち風量がよくわからないといったことはないだろうか。VAVは風量を可変させられるがゆえに、自由な風量に制御を行うことができる方と思っている方も少なくない。しかし、制御できるとは言...
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空調機の吹出温湿度から顕熱、潜熱を求める方法

こんにちは。空調機を計画する際には、通常顕熱と全熱の割合から、SHFを算定し、空調機の吹出温湿度ならびに冷温水流量を算定する。基本的には、上記の手順のみで空調機の計算を行えば、設計上特段の支障はない。しかし、初めて空調機の選定を行う際には、...
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【計算方法を紹介】空調機の吹出温湿度からSHFを求める方法

こんにちは。中央熱源方式を計画する場合において、ほとんどの場合は空調機を計画することとなる。空調機自体を計画するのはよいが、建物内の顕熱、全熱の割合からSHFを利用した空調機の吹出温湿度の算定方法がいまいちわからないという方も多いだろう。空...
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【機械設備必須知識】風量と開口面積から風速を求める方法

こんにちは。主に施工段階や既設建物の確認、改修を行う際に、建物のパスダクトやドアガラリ、アンダーカットに必要な面積が現状満足しているかを確認することが多い。特に、これらの面積が不足している場合は、パスダクトやドアガラリ、アンダーカット部分や...
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【やりがちなミス】加湿給水管の水抜きの必要性

こんにちは。建物に本工事で加湿器の計画をする際に忘れがちなこと。それは、加湿給水管に水抜きを計画することを忘れることだ。加湿給水管は性質上冬期にしか使用されない。そのため、冬期以外の中間期や夏期は加湿給水管内の水が死水となる恐れがある。死水...
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【冬期の加湿】加湿量の計算方法を紹介 -加湿量と噴霧量を紹介-

こんにちは。ある程度の規模にとなると、ビル管法(建築物衛生法)の対象となる。ビル管法の対象となった建物は、建築確認申請時に、建物の衛生環境に関する審査も受審する必要がある。その際によく、指摘事項として挙がる内容が加湿量の計算方法だろう。自治...
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【電力消費量がわからない?】空調設備分の電力使用量を類推する方法を紹介

こんにちは。既設建物を調査する際に、建物全体の電力使用量のうち、どの程度空調設備で電力を使用しているか調べる必要があることがある。特に国や市町村からの補助金を使用して空調機器を更新する際には、どの程度省エネとなるか等を計算する必要がある。建...
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自然排煙と機械排煙 -防煙垂れ壁の注意点-

こんにちは。建物を計画する際、機械排煙の有無によって排煙設備を計画する必要の有無が決定される。機械排煙は必ずしも必要とはされないことを踏まえると、コストを考え原則として自然排煙で計画するべきだ。しかし平面的(フットプリント)が比較的大きい場...
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【機械設備】設計用外気条件と実際の温湿度の違い

こんにちは。普段何気なく建築設備設計基準(茶本)から読み取っている設計用外気温湿度。思ったよりも設計温湿度が低いと思われた方はいないだろうか。最近では各地で40℃を超えたなどとニュースでも報じることが多い。しかし設計用外気温湿度は40℃を超...
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ナイトパージとは -概要や注意点を紹介-

こんにちは。最近では、建物の省エネ性が求められることが多い。特に建物のZEB化やカーボンニュートラルといった用語が業界内ではよく飛び交う。建物の省エネ化の動向を受け、省エネ技術の一つであるナイトパージも最近では効くことも多い。しかし、ナイト...
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暖房時の空調機の吹出温度が熱源の送水温度に与える影響

こんにちは。普段なんとなく設定している暖房時の熱源の送水温度。特に最近ではモジュールチラーが使われることが多い。ボイラーや温水発生機であれば55~60℃程度が標準だが、モジュールチラーの標準的な暖房時の送水温度は45℃だ。特に暖房負荷が大き...
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空調機の冷暖房能力の求め方 -計算方法を紹介-

こんにちは。建物の改修案件では、空調機器の能力の確認を行うことがある。その際に機器の仕様が全て記載されていれば特に悩むこともないが、一昔前の機器であることもあり、なかなか、全ての情報を得ることはできない。例えば、冷温水流量と中央熱源の冷温水...
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冷房暖房能力から冷温水流量を求める方法 -計算方法を紹介-

こんにちは。建物を設計する際、空調がない施設はほとんどない。空調を計画する際に比較的諸規模かつ、特殊な設備がない建物であれば個別空調方式が採用されることが多い。しかし、それ以外の建物においては中央熱源方式が採用される。中央熱源方式では空調と...
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ガラス面日射負荷を抑えより省エネに -方位や庇の重要性-

こんにちは。最近では、建物の省エネ化を図ることがより一層求められている。特に、省エネ基準値の引き上げにより、困惑されている方も多いはずだ。機械設備の努力だけで省エネ基準をクリアできればまだよいが、実は意匠側の配慮も必要不可欠なものとなってい...
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什器負荷(その他の内部発熱負荷)を見据えた空調機器の選定方法 -消費電力と発熱量の関係-

こんにちは。普段熱負荷計算を行う際に入力する必要がある項目のひとつである什器負荷。熱負荷計算書上では、その他の内部発熱負荷と表現される。この什器負荷をある程度正しく見込まないと、建物運用時に建物利用者から空調が効かない等のクレームにつながる...
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【空調機】吹出温度から必要風量を求める2つ(4つ)の方法を紹介

こんにちは。空調機の必要風量を求める際に、吹出温度差を用いて計算することが一般的だが、実は2種類の計算方法がある。普段実務で使用するうえでは1種類の方法だけでも、業務に特段の支障はない。しかし、せっかく設備設計を行っているのであれば、様々な...
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ドレンの排水先 -下水道法上の解釈や放流先の実情について紹介-

こんにちは。普段設計を行う際に空調ドレンの扱いがよくわからないことが多い。特段誰からも指摘されることがないため、何となく設計していることが実情だろう。しかし、地方自治体等の解釈によってはドレンの排水先を明確に規定していることもある。今回はド...
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空調機械室とは -空調機械室の用途と設置場所を紹介

こんにちは。いざ設計を行うとなったときに設備諸室についていまいち用途と使い勝手がわからないことが多い。特に空調機械室は比較的設置室数が多い。あらかじめ設備設計の担当者から情報を吸い上げられれば良いが、人手不足が顕在化している今、なかなか時間...