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【機械設備】設計用外気条件と実際の温湿度の違い

こんにちは。普段何気なく建築設備設計基準(茶本)から読み取っている設計用外気温湿度。思ったよりも設計温湿度が低いと思われた方はいないだろうか。最近では各地で40℃を超えたなどとニュースでも報じることが多い。しかし設計用外気温湿度は40℃を超...
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ナイトパージとは -概要や注意点を紹介-

こんにちは。最近では、建物の省エネ性が求められることが多い。特に建物のZEB化やカーボンニュートラルといった用語が業界内ではよく飛び交う。建物の省エネ化の動向を受け、省エネ技術の一つであるナイトパージも最近では効くことも多い。しかし、ナイト...
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暖房時の空調機の吹出温度が熱源の送水温度に与える影響

こんにちは。普段なんとなく設定している暖房時の熱源の送水温度。特に最近ではモジュールチラーが使われることが多い。ボイラーや温水発生機であれば55~60℃程度が標準だが、モジュールチラーの標準的な暖房時の送水温度は45℃だ。特に暖房負荷が大き...
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空調機の冷暖房能力の求め方 -計算方法を紹介-

こんにちは。建物の改修案件では、空調機器の能力の確認を行うことがある。その際に機器の仕様が全て記載されていれば特に悩むこともないが、一昔前の機器であることもあり、なかなか、全ての情報を得ることはできない。例えば、冷温水流量と中央熱源の冷温水...
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冷房暖房能力から冷温水流量を求める方法 -計算方法を紹介-

こんにちは。建物を設計する際、空調がない施設はほとんどない。空調を計画する際に比較的諸規模かつ、特殊な設備がない建物であれば個別空調方式が採用されることが多い。しかし、それ以外の建物においては中央熱源方式が採用される。中央熱源方式では空調と...
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ガラス面日射負荷を抑えより省エネに -方位や庇の重要性-

こんにちは。最近では、建物の省エネ化を図ることがより一層求められている。特に、省エネ基準値の引き上げにより、困惑されている方も多いはずだ。機械設備の努力だけで省エネ基準をクリアできればまだよいが、実は意匠側の配慮も必要不可欠なものとなってい...
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什器負荷(その他の内部発熱負荷)を見据えた空調機器の選定方法 -消費電力と発熱量の関係-

こんにちは。普段熱負荷計算を行う際に入力する必要がある項目のひとつである什器負荷。熱負荷計算書上では、その他の内部発熱負荷と表現される。この什器負荷をある程度正しく見込まないと、建物運用時に建物利用者から空調が効かない等のクレームにつながる...
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【空調機】吹出温度から必要風量を求める2つ(4つ)の方法を紹介

こんにちは。空調機の必要風量を求める際に、吹出温度差を用いて計算することが一般的だが、実は2種類の計算方法がある。普段実務で使用するうえでは1種類の方法だけでも、業務に特段の支障はない。しかし、せっかく設備設計を行っているのであれば、様々な...
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ドレンの排水先 -下水道法上の解釈や放流先の実情について紹介-

こんにちは。普段設計を行う際に空調ドレンの扱いがよくわからないことが多い。特段誰からも指摘されることがないため、何となく設計していることが実情だろう。しかし、地方自治体等の解釈によってはドレンの排水先を明確に規定していることもある。今回はド...
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空調機械室とは -空調機械室の用途と設置場所を紹介

こんにちは。いざ設計を行うとなったときに設備諸室についていまいち用途と使い勝手がわからないことが多い。特に空調機械室は比較的設置室数が多い。あらかじめ設備設計の担当者から情報を吸い上げられれば良いが、人手不足が顕在化している今、なかなか時間...
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排気フードと排気風量の算定方法 -電気熱源(厨房機器)についても紹介-

こんにちは。建物が大規模になるほど建物内に飲食店を構えるケースが大きくなる。飲食店が入る場合は、厨房が設置されることも多い。厨房内では調理が行われ、排気フードを計画することも必然的に多くなる。いざ設計を行うときに排気フードの計画方法がわから...
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空調機のCO2制御とは -概要と制御イメージを紹介-

こんにちは。省エネの観点から最近の空調機には二酸化炭素濃度制御(以降CO2制御という)が組み込まれていることが多い。CO2制御は比較的省エネ効果が大きい項目の一つだ。しかし、設計初心者の方からすれば、なぜCO2制御が省エネにつながるのかがよ...
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【結露対策】空調機に再熱を見込む際の空調機の計算方法

こんにちは。地球温暖化により、年々外気温湿度が徐々に上昇している。そのため、高湿度の外気を室内に取り込むこととなり室内で結露が発生している。また、建物の高気密化によっても、結露に対して拍車をかけていることが実情だ。結露対策として空調機に再熱...
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多翼送風機(遠心送風機)の番手の選定方法

こんにちは。ファンを選定する際は風量や機外静圧の他にも番手を決定する必要がある。風量と機外静圧は換気計算や静圧計算から求めることができるが、番手をどのように選定したらよいか悩むことがある。今回は多翼送風機(遠心送風機)の番手の選定方法を紹介...
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【エアバランス】1台の空調機(エアハン)で複数の室を空調する場合

こんにちは。1台の空調機(エアハン)を用いて複数の室を同時に空調する場合がある。それら複数の室を2種換気で計画する場合、いまいちエアバランスをどのように考えればよいかわからなくなってしまうこともあるだろう。今回は1台の空調機(エアハン)で複...
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空調機を使用する際のエアバランス -OA,SA,RA,EAのそれぞれの風量の考え方を紹介-

こんにちは。空調機を使用して空調計画を行う場合、OA,SA,RA,EAの各ダクト風量設定がわからなくなる場合が多い。特に空調機の空調と換気が整理できていないとどうしても混同してしまう。今回は空調機を使用する際のエアバランスについて、OA,S...
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電気室の送風温度 -室内の湿度の観点から紹介-

こんにちは。電気室内を空調機(エアハン)で行う場合において、どの程度の送風温度とすればよいか迷うことがある。重要諸室である電気室の設計を間違えると後々取り返しのつかないことになる恐れすらある。今回は電気室の送風温度について室内の湿度の観点か...
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空調機(エアハン)の外気負荷と室内負荷の範囲を紹介

こんにちは。中央熱源の設計を行う際に空調機廻りについても設計を行うことが多い。空調機(エアハン)は個別熱源のパッケージエアコンや全熱交換器等の場合と異なり、外気負荷と室内負荷が一体どうなっているのかがわかりづらい。空調機(エアハン)比較的出...
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建築設備必見 -流量から配管径を求める方法 – 計算方法を紹介

こんにちは。まだ設備設計を始めたばかりだと配管径をどのように求めたらよいかわからなくなることも多いかと思う。設備設計で扱う配管大きく冷温水管、蒸気管、給排水管、通気管だ。その中でも中央熱源を扱う場合に用いられる冷温水管や給水管等の配管径はど...
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マルチパッケージ_室内機と室外機の容量選定方法

こんにちは。普段設計をしていると、マルチパッケージを使用することが多々あるかと思う。特に、最近の事務所ビルでは中央熱源よりも個別熱源が主流となっている印象だ。その中でも、室外機の設置スペースを比較的押さえることができるマルチパッケージは、比...