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家庭用ルームエアコンと業務用パッケージエアコンの違い

こんにちは。比較的小規模な建物に空調設備を導入する場合は、業務用のパッケージエアコンを導入するケースが多い。しかし、業務用のパッケージエアコンは一体家庭用のルームエアコンと何が異なるのだろうかとふと疑問に思われる方も少なくない。業務用パッケ...
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ルーバの設置角度による日照面積率の変化

こんにちは。建物の外壁面にルーバーを設置し、外皮負荷を積極的に低減する計画が増えている。しかし、ただ闇雲にルーバーを設置しても、日射遮蔽による効果を最大限活かしきれない。実際には、日射角に対して正対するように設置することが望ましいと思われる...
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ルーバーを用いた場合による日照面積率の計算方法を紹介

こんにちは。建物の省エネ化がより一層求められる中、建物の外皮性能を少しでも高めるために東西面に縦ルーバーを用いることがある。しかし、縦ルーバーの効果が一体どれほどのものであるかが理解できていない方も多いだろう。また、一般的に南面に対しては水...
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外壁負荷を算定するために用いる実効温度差について紹介

こんにちは。建物の省エネ化を図る際には、設備単体の高効率化や効率的な設備システムの構築が挙げられる。しかし、設備だけの努力では徹底した省エネ化の実現は難しいことが事実である。そのため、設備的な努力の他にも建築的な配慮によって、省エネ化をより...
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地域別・時刻別のガラス面日射熱取得を紹介

こんにちは。近年では建物の省エネ化が求められており、CO2排出量が極力小さくなるような空調設計を行うことが重要である。空調に関する省エネ手法としては、主に空調機器や空調システムの高効率化が挙げられるが、他にも、建物の熱負荷を低減させることも...
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ベントキャップの圧損はどのくらい? -様々な形状のベントキャップの圧損を紹介-

こんにちは。ファンや空調機の静圧計算を行う際に、ファンや空調機に接続される各種パーツを拾って、圧損を積み上げる。一般的にダクトやダンパー類であれば、特段戸惑うことなく静圧計算を行うことが可能であろう。しかし、ベントキャップの場合は意匠上の都...
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様々な空調機の仕様 -除湿・加湿方式や熱交換器付空調機等を紹介

こんにちは。中央熱源方式を採用する際には、ほとんどの場合、空調機を導入することとなる。空調機の導入にあたって、空調機メーカーのカタログを確認すると、実際には様々な空調機がある。そのため、設計初心者の方は、どの種類の空調機を導入するべきか判断...
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空調のレジリエンス化 -多重熱源のメリットを紹介-

こんにちは。重要施設の計画を行う場合、空調に冗長性をもたせると言った観点から熱源設備の多重熱源化を図ることがある。ただ、設計初心者からすれば、一体何がどうなっているのかがよくわからないかと思う。多重熱源とすることで、万が一一種類の熱源設備が...
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全熱交換器を用いた際の必要加湿量について紹介

こんにちは。建物内に全熱交換器を導入すると、外気が室内へ流入する際の温湿度が可変する。その際に、どのように加湿量を計算したらよいかがわからない方も多いだろう。一般的に全熱交換器により、室内へ流入する外気の温湿度は室内温湿度に近づく傾向にある...
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【改修時に必須の知識】風量が変わると必要静圧(圧損)はどの程度変化する?

こんにちは。建物の改修や空調機の改修を行う際、空調機の風量だけを変更し、ダクトを再利用する場合がほとんどである。風量を変更させるということは、必要な静圧も変わる。そのため、本来であれば、静圧計算を再度行う必要があるわけだが、既設のダクトが具...
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【今後ますます増えてくる】空調機を更新する際に見直すべき熱負荷を紹介

こんにちは。新築の建物からおおよそ、15~30年程度経過すると、空調機の更新を行う必要がある。設備機器の単純更新であれば、さほど何も考えずに全く同じ能力を持った機器を導入すればよいだろう。しかし、何かしらのベネフィットを施主にもたらすことが...
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空調負荷計算で用いる人体発熱量について紹介

こんにちは。普段何気なく使用している空調負荷計算(熱負荷計算)で使用している人体発熱量だが、深く考えたことはあるだろうか。実は、人体発熱量は人の作業量により変動する。また、人体発熱量の総量は変わらないが、着衣量によっても人体発熱量の顕熱と潜...
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冷媒管に必要なPSのスペースを紹介

こんにちは。建物の設備計画を行う際に必ずと言っていいほど必要なスペース。それが、冷媒管用のPSである。建物の規模にもよるが、多くの場合は、特定の室外機置場から冷媒管を必要覚書に計画する。そのため、冷媒管が複数の階にまたがる形で計画されること...
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全熱交換器の出口絶対湿度と結露

こんにちは。近年徐々に外気温湿度が悪化しており、様々な場所での結露の発生が顕著である。結露が発生する要因としては、外気絶対湿度が比較的高い状態で、外気を室内に導入する場合であることが多い。特に、生外気を直接室内導入する方法では、結露の発生が...
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ファンインバータ化で省エネ -回転数と消費電力の関係-

こんにちは。最近では建物の省エネ化がより一層要求されており、ファンをインバータ化(INV化)し、変風量制御を行うことで省エネを行う建物が増えている。しかし、ファンのINV化によって、一体どの程度の効果があるのかがいまいちわからない方も少なく...
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パスダクトのダクト径の求め方を紹介

こんにちは。少しでも建物の省エネ化を図るため、空調空気の二次利用(カスケード利用)を計画することが多い。空調空気の二次利用を行うことで、廊下などの空調を行う必要性が低くなり、結果として、省エネにつながる。空調空気の二次利用を行う際には、ドア...
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空調負荷率とは -概念や計算方法を紹介-

こんにちは。建物の一次エネルギー算出の際や、空調エネルギーを算出する際によく「空調負荷率」といった言葉を耳にすることがある。普段設計や施工では、空調負荷率を使用することがないため、どういった意味7日がわからない方も少なくない。しかし、近年で...
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廊下を空調するためのコストを紹介

こんにちは。民間の建物の場合は、建物内の快適性をより向上させるため、廊下部分を空調するといったことが考えられる。廊下の空調を行うこと自体は決して難しいことではないが、建物全体の工事費は上昇する傾向となる。設計業務を行う側からすれば、想定工事...
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VAVの最小風量を求める方法を紹介

こんにちは。変風量装置(VAV)の最小風量を設計する際に、いまいち風量がよくわからないといったことはないだろうか。VAVは風量を可変させられるがゆえに、自由な風量に制御を行うことができる方と思っている方も少なくない。しかし、制御できるとは言...
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空調機の吹出温湿度から顕熱、潜熱を求める方法

こんにちは。空調機を計画する際には、通常顕熱と全熱の割合から、SHFを算定し、空調機の吹出温湿度ならびに冷温水流量を算定する。基本的には、上記の手順のみで空調機の計算を行えば、設計上特段の支障はない。しかし、初めて空調機の選定を行う際には、...