こんにちは。
機械設備としての設計条件を決めるにあたり各室の人員密度や人員数を決める必要がある。
人員密度や人員数を決めることにより室内の換気量を決めることができる。
また倉庫やトイレは換気回数により必要な換気量が決定される。
上記設計条件を決めるうえで換気に関する英語表現を身につける必要がある。
今回は換気に関する英語表現を紹介する。
日本語(単語) | 英語(単語) |
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人員密度 | Occupant Density |
人員数 | Number Of People |
換気回数 | ACR (Air Change Rate) |
1種換気 | Balanced Ventilation |
2種換気 | Supply Ventilation |
3種換気 | Exhaust Ventilation |
自然換気 | Natural Ventilation |
日本語(表現例) | 英語(表現例) |
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事務室の人員密度を0.15人/m2で計画する。 | The occupant density of the office is designed at 0.15 person/m2. |
会議室の人員数を席数で決める。 | The number of people in the meeting room will be designed by the number of seats. |
トイレの換気回数は10回とする。 | The ACR of the toilet will be 10. |
事務室を2種換気とし廊下へ余剰排気を排出する。 | The supply ventilation system will be installed in the office and the excess air will be discharged to the corridor. |
自然換気を導入し省エネを図る。 | The natural ventilation will be installed to save energy. |
換気回数は直訳できず Air Change Rate (ACR) または Air Changes per Hour (ACH)と表現する。
日本とは異なり換気回数についてかなり細かく規定されているため気になる方は以下を参考にしていただければと思う。
まとめ
今回は換気に関する英語表現を紹介した。
換気の考え方が少し異なるだけで熱負荷が大きく異なる可能性がある。
そのためできる限り設計初期段階で押さえておきたい項目の一つだ。
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