ここでは後者の場合の計算方法の一例を紹介する。 条件として排水槽へ導く排水管につながっている衛生器具が以下のとおりであるとする。 ・大便器(節水Ⅱ形) x 20個 ・小便器(FV) x 10個 ・手洗器(自動水栓) x 20個 建築設備設計基準より使用回数あたりの給水量(排水量)と1時間当たりの使用回数について記載があるためその値を用いることとする。 ・大便器(節水Ⅱ形) : 6.5L/回 x 9回/h x 20個 = 1,170L/h ・小便器(FV) : 3.0L/回 x 16回/h x 10個 = 480L/h ・手洗器(自動水栓) : 1.0L/回 x 16回/h x 20個 = 320L/h ・合計:1,970L/h
排水槽有効容量は時間平均排水量2時間分とすれば 1,970L/h x 2h = 3,940L となる。
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