屋内消火栓の警戒

屋内消火栓の警戒について
(現在ではほとんどが易操作1号消火栓もしくは
広範囲2号消火栓であるのでその2種類について)

 ①屋内消火栓の包含範囲
  対象は消防法上の防火対象物となる部分全域を屋内消火栓1台当たり
  25mの半円で警戒。
  ここで注意なのが防火対象物の範囲。
  例えばバルコニーで消防法上面積が発生している部分についても
  警戒が必要。

 ②屋内消火栓の歩行距離
  現在ではごくごく当たり前のように実際に消火活動が可能かの
  検証資料の提出が求められる。
  具体的には屋内消火栓のホースを延長した時に建物全域へ
  放水が可能かどうか。
  ホースの長さは通常30m。
  一方でホース末端からの放水距離は7m。
  そのため合計37m以内で放水を可能とする必要がある。
  (ここでいう放水距離では水は直線にしか放射されないため
  放水距離7mの範囲で曲がり角等あってはならない。)

図 屋内消火栓の警戒方法

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