洗面器の種類 -オーバーカウンター式、アンダーカウンター式、ベッセル式の違いを紹介

こんにちは。

洗面器といえば様々な種類がある。
JISに企画される洗面器や手洗器の違いも大きな違いの一つだ。
その他にもオーバーカウンター式やアンダーカウンター式、ベッセル式など様々な種類の洗面器がある。

今回はオーバーカウンター式やアンダーカウンター式、ベッセル式の違いについて紹介する。

洗面器の種類

オーバーカウンター式

オーバーカウンター式とは、台の上からかぶせるように据え付ける洗面器のことだ。
台自体に洗面器用に穴が設け、そのくぼみに上から洗面器を乗せるように設置される。
施工性が良いことがメリットだ。
一方でデメリットとしては台と洗面器の隙間にゴミが溜まりやすいことだ。

アンダーカウンター式

アンダーカウンター式とは、台に設けられた穴に対して台の下から洗面器を設置する洗面器を示す。
メリットは洗面台が比較的すっきりとした印象になることと、ゴミが溜まりづらいことだ。

ベッセル式

ベッセル式とは台の上に洗面器を置く形式の洗面器を示す。
ベッセル式のメリットは様々なブランドからデザイン性の高い洗面器が販売されていることだろう。
デメリットは洗面台の設置高さを考慮する必要があることだ。
高さ設定がうまくかみ合わないと、洗面器の使い勝手が悪くなる。

洗面器の選定方法

官庁案件では基本的にJIS品番に対応した洗面器を選定することとなる。
洗面器の種類と品番は以下の通りだ。
また以下に各JIS品番に該当する製品を紹介する。
(TOTOを参考にした)

項目JIS品番
洗面器(大)L410
洗面器(小)L420
身体障がい者用L511

JIS品番 L410

JIS品番 L420

JIS品番 L511

出典:TOTOホームページ

まとめ

今回はオーバーカウンター式やアンダーカウンター式、ベッセル式の違いについて紹介した。
洗面器の種類は非常に多くの種類がある。
特に民間案件であれば、意匠性に配慮した製品を選定する必要がある場合が多い。
そのためよく意匠担当と打合せの上決定することが望ましい。

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