ガラリ_大きさの選定方法

ガラリの大きさの選定方法

 ①ガラリに接続される風量の確認


 ②ガラリ有効開口面積
  ガラリ有効開口面積(m2) = 風量(m3/h) ÷ 単位換算(s/h) ÷ 面風速(m/s)
  ※単位換算=3,600s/h
   面風速=3.0m/s(排気ガラリの場合は4.0m/s)としてもよい。
   面風速をあげる場合は特にガラリからの騒音に注意。


 ③ガラリ開口面積
  ガラリ開口面積 = ガラリ有効開口面積(m2) ÷ ガラリ開口率(-)
  ※ガラリ開口率は基本的に0.3とする。
  ※0.35としてもよいがガラリメーカーにより開口率が異なるので注意
  ※その他ガラリ開口率を0.5等とする場合は雨水の流入に十分注意。

 ④余裕率
  たいていの場合計算結果通りに設計するとろくなことがないので
  1.2倍程度余裕を見込むことをお勧めする。  

図 ガラリの算定方法

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