【これでわかる】日本と海外の階数の違い、LG、G、B階の意味も併せて紹介 2023.05.022024.01.07 【↓建築設備と英語講座一覧↓】(プルダウン) 建築設備と英語表現 (42)【建築全般】 ①現場に関する英語表現 ②建物の規模、構造に関する英語表現 ③部屋の中でよく使用される英語表現 ④設計工程に関する英語表現 ⑤図面名称に関する英語表現 ⑥各設備に関する英語表現 ⑦工事区分に関する英語表現【要望・調整事項】 ⑧基礎と荷重に関する英語表現 ⑨ハト小屋に関する英語表現 ⑩ガラリに関する英語表現 ⑪ドアガラリに関する英語表現 ⑫ピットに関する英語表現 ⑬点検口に関する英語表現 ⑭機械室内に関する英語表現【空調設備】 ⑮熱源廻りに関する英語表現 ⑯空調機器に関する英語表現 ⑰室内設置機器に関する英語表現 ⑱室外機と室内機に関する英語表現 ⑲ダクトと配管の高さに関する英語表現 ⑳ダクトに関する英語表現 ㉑ダクトの材料に関する英語表現 ㉒配管の材料に関する英語表現 ㉓空調機廻りの配管に関する英語表現 ㉔熱負荷に関する英語表現 ㉕換気に関する英語表現 ㉖静圧計算に関する英語表現 ㉗熱源制御に関する英語表現 ㉘空調機制御に関する英語表現 ㉙受水槽制御に関する英語表現【衛生設備】 ㉚屋外給水に関する英語表現 ㉛屋外排水に関する英語表現 ㉜給水方式に関する英語表現 ㉝トイレ廻りに関する英語表現 ㉞大便器と小便器に関する英語表現 ㉟シャワー室廻りに関する英語表現 ㊱給湯に関する英語表現 ㊲浄化槽に関する英語表現 ㊳消火設備に関する英語表現【その他】 ㊴建築設備計算に関する英語表現 ㊵熱負荷計算の指標BTU ㊶HVACとACMVの違い ㊷階数表現の違い こんにちは。 海外の建物を設計するときや海外を訪れた際に建物の階数について戸惑うことがある。ショッピングモールやホテルなど複数の階数で構成される建物の場合だ。日本では当たり前のように1Fといえば出入り口のある階を示す。しかし諸外国において1Fは日本でいう2Fを示す。今回は日本と海外における階数の違いについて紹介する。 コンテンツ 日本やアメリカ、カナダにおける階数表現ヨーロッパおよびアジア諸国における階数表現その他の階数表現まとめ 日本やアメリカ、カナダにおける階数表現 アメリカやカナダなどは階数の表現が日本と同じだ。1階がいわゆる出入り口がある階で表現される。上階についても日本同様に2階、3階と表現する。地下階も同様に地下1階、地下2階と表現する。 英語で表現すると左図となる。地上階はそれぞれ1st Floor, 2nd Floor, 3rd Floor Rooftopと表現する。一方で地下階は1st Basement (Floor), 2nd Basement (Floor)と表現する。 ヨーロッパおよびアジア諸国における階数表現 ヨーロッパをはじめ過去にヨーロッパの植民地だったアジア諸国では日本とは異なる階数表現をする。 日本でいうところの1階が地上階と表現される。上階はそれぞれ日本で表現する階数 – 1階で表現する。地下階はどの国でも変わらない。 英語で表現すると左図のようになる。地上階はグラウンドの英語化しGround Floorとなる。Ground Floor の上に1st Floor, 2nd Floor が設置される。よく案内(サイン)などではGround Floor を G と省略することが多い。 その他の階数表現 前項までで紹介した階数表現以外にも建物により以下の表現がされる場合がある。 ロビーが設置されている階をLobbyと記載されることがある。ホテルのエレベーターなどでたまに見かけることがある形式だ。エレベーターなどではロビー階を L と表現することが多い。 地下階が1階しかない場合においては地下1階を Lower Ground Floor と表現することがある。慣例的に LG と略される。 同じく地下階が1階しかない場合で 地下1階を単に Basement と表現することもある。 まとめ 今回は日本と海外における階数の違いについて紹介した。階数表現はその国の慣例に習うことが普通なので建物の設計を行う前に必ず確認されることをお勧めする。
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