【これでわかる】日本と海外の階数の違い、LG、G、B階の意味も併せて紹介

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こんにちは。 

海外の建物を設計するときや海外を訪れた際に建物の階数について戸惑うことがある。
ショッピングモールやホテルなど複数の階数で構成される建物の場合だ。
日本では当たり前のように1Fといえば出入り口のある階を示す。
しかし諸外国において1Fは日本でいう2Fを示す。

今回は日本と海外における階数の違いについて紹介する。

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日本やアメリカ、カナダにおける階数表現

アメリカやカナダなどは階数の表現が日本と同じだ。
1階がいわゆる出入り口がある階で表現される。
上階についても日本同様に2階、3階と表現する。
地下階も同様に地下1階、地下2階と表現する。

英語で表現すると左図となる。
地上階はそれぞれ1st Floor, 2nd Floor, 3rd Floor Rooftopと表現する。
一方で地下階は1st Basement (Floor), 2nd Basement (Floor)と表現する。

ヨーロッパおよびアジア諸国における階数表現

ヨーロッパをはじめ過去にヨーロッパの植民地だったアジア諸国では日本とは異なる階数表現をする。

日本でいうところの1階が地上階と表現される。
上階はそれぞれ日本で表現する階数 – 1階で表現する。
地下階はどの国でも変わらない。

英語で表現すると左図のようになる。
地上階はグラウンドの英語化しGround Floorとなる。
Ground Floorの上に1st Floor, 2nd Floorが設置される。
よく案内(サイン)などではGround FloorGと省略することが多い。

その他の階数表現

前項までで紹介した階数表現以外にも建物により以下の表現がされる場合がある。

ロビーが設置されている階をLobbyと記載されることがある。
ホテルのエレベーターなどでたまに見かけることがある形式だ。
エレベーターなどではロビー階を L と表現することが多い。

地下階が1階しかない場合においては地下1階を Lower Ground Floor と表現することがある。
慣例的にLGと略される。

同じく地下階が1階しかない場合で 地下1階を単に Basement と表現することもある。

まとめ

今回は日本と海外における階数の違いについて紹介した。
階数表現はその国の慣例に習うことが普通なので建物の設計を行う前に必ず確認されることをお勧めする。

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