こんにちは。
寒冷地でよく見かける電気ヒーター。
本当に様々なところで見かけることが多い。
特に北海道では半ば当たり前のように電気ヒーターが導入されている。
寒冷地にゆかりのない方からすれば何のため?となる。
今回は凍結防止として使用される電気ヒーターの役割を紹介する。
出典:https://yoden.co.jp/yuji/20695
左写真は壁掛けの電気ヒーター設置イメージだ。
電気ヒーター自体は比較的コンパクトだ。
薄形や幅広形、四角い形等様々な形がある。
電気ヒーターの効率
電気ヒーターの効率は決して良くない。
電気を熱源とし投入熱量1に対して能力も1だ。
つまり電気ヒーターの能力が1.0kWの場合は電気容量も1.0kWとなる。
成績係数はCOP=1.0となる。
一次エネルギー換算COPは0.369となる。
凍結防止として使用される電気ヒーターの役割
設置代表室(例) |
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便所 |
給湯室 |
受水槽室 |
空調機械室 |
凍結防止用として主に電気ヒーターが設置される室を紹介する。
基本的に水廻りの配管凍結防止として電気ヒーターが使用される。
そのため水廻りが発生する便所、給湯室、受水槽室、空調機械室等に設置されることが多い。
電気ヒーターの設計用室内温度
設計用室内温度[℃] |
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5[℃] |
配管が凍結しなければ問題ない。
そのため5℃を設計用室内温度とすることが多い。
まとめ
今回は凍結防止として使用される電気ヒーターの役割を紹介した。
寒冷地では忘れずに設計に盛り込みたい設備だ。
そのため寒冷地を行う際は特に凍結対策に対して慎重に設計されたい。
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