排水管に設ける掃除口 2021.01.222024.01.07 排水管の掃除口でよく見かけるCO,COA,COBの意味や役割等紹介。 1.COの意味 COとは”Cut Out”の略。読んだままの意味。 ちなみにCO のみだと床上に掃除口が出てこない状態となる。 具体的に点検するときには下階天井面から もしくは床に点検口を設けて点検となる。2.掃除口の役割 万が一排水管の中で何かが詰まったときに 強制的につまりの解消が可能なように設ける。 高圧洗浄等を用いて奥へ押し流したりする。3.COA,COBとは COAおよびCOBともに床上に出てくる掃除口。 2つの違いはCOAは乾式の床に使われるものに対し、 COBは湿式の床に使用される。(つば付きとなっている)4.掃除口の大きさ 基本的には接続される排水管径と同径とする。 但し排水管径が100Aを超える場合は100Aとする。5.掃除口を設ける場所 再上流部から高圧洗浄が可能な位置 高圧洗浄が可能な距離はせいぜい10m程度なので 横引き管が10mを超えるようであれば 適宜掃除口を設けることが望ましい。
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