排水管に設ける掃除口

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排水管の掃除口でよく見かけるCO,COA,COBの意味や役割等紹介。

1.COの意味
 COとは”Cut Out”の略。読んだままの意味。
 ちなみにCO のみだと床上に掃除口が出てこない状態となる。
 具体的に点検するときには下階天井面から
 もしくは床に点検口を設けて点検となる。

2.掃除口の役割
 万が一排水管の中で何かが詰まったときに
 強制的につまりの解消が可能なように設ける。
 高圧洗浄等を用いて奥へ押し流したりする。

3.COA,COBとは
 COAおよびCOBともに床上に出てくる掃除口。
 2つの違いはCOAは乾式の床に使われるものに対し、
 COBは湿式の床に使用される。(つば付きとなっている)

4.掃除口の大きさ
 基本的には接続される排水管径と同径とする。
 但し排水管径が100Aを超える場合は100Aとする。

5.掃除口を設ける場所
 再上流部から
高圧洗浄が可能な位置
 高圧洗浄が可能な距離はせいぜい10m程度なので
 横引き管が10mを超えるようであれば
 適宜掃除口を設けることが望ましい。

 

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