プペルを見てみた

今回は映画館にてえんとつ町のプペルを鑑賞したのでレビュー。

結論だけ言うと素晴らしい作品。
全員観るべき!!
確実に今日本に足りないメッセージ性の強い作品だった。
特に諦めずに常に自分を信じ続ける部分。
書籍「ゴミ人間」でも語られていたが西野さんの行ってきたことの集大成のような作品だった。

えんとつ町のプペルとは

えんとつ町のプペルとはお笑い芸人キングコングの西野さんが手がけた映画。(絵本でも出版されている)
えんとつ町では煙突からの煙で空が常にもくもくしており外界から完全にシャットアウトされている。
人々はそんなもくもくした世界の外を見ることをあきらめ、世界の外側を見る人のことを笑う。しまいには政府側の人間が世界の外側を見る人を異端者と呼び処分する。
そんな最中世界の外側を見ることをあきらめずに人の夢を叶える物語

感想

 

作中でも一貫して出てきたことが人の夢や信じていることを笑うことだ。そして街全体として夢を語ること自体を完全にシャットアウトしており排除する。
まさに現代社会の縮図を示しており、とあるグループの中で人々は生きようとする。

極端な例では人は皆受験勉強をしよい大学へ入り安定した大きな会社へ就職しようとする。
会社に入った後は家と会社の往復で日々疲弊していきながらも一生を終える。
多くの人はそれが当たり前だと思っておりそれに従わない人はダメな人間だと決めつける。
例えば受験に失敗した人を笑ったり、大学を中退した人をみじめな人だと言ったりする。

自分は一生に一度しかない人生なのにそんな既定路線を歩く人生を送ること自体楽しいかどうかそもそも疑問に感じる。
人生は人の選択に委ねられておりそれ以上でもそれ以下でもない。
会社はただの人が作った箱であり会社のために働くというのは間違っている。
それだけ知らないうちに当たり前を幼少期から植え付けらえているが故に人は夢を見なくなる。

そんな中でも夢を失わなかった人はいつでもときめきワクワクしている。そして夢がかなわなかったとしてもそれだけ普段日ごろから自分の人生にときめいている人はより自分なりの人生を歩むことができる。

そんな夢を持つことの大切さというメッセージ性の非常に強い映画だった。
最近ではプペルのようなメッセージ性の強い映画に出会っていなかったため映画がより面白いものだと思えた。

動き出さなければ始まらない

プペルのウェブページでも出てくるが、本当に「動き出さなければ始ま輪らない」
そもそも動き出さなければなにもする必要もなく何となく人生を送れる。
その人生自体を否定するわけではないが、自分の経験がないものに対し動き出さない限りは新しい経験を得ることは不可能だ。
初めて動くことでどんな結果となろうとも後悔することはないはずである。
夢を見続けるということはその夢までの過程を常に考え、その考えること自体が自分自身を充実させる。
夢までの過程で様々なこととふれあいスキルを習得したりできる。
特にスキルを覚えれば夢をかなえるためにそのスキルを使用して更に他のことができるようになり、夢の選択肢も変わる。

だれか見たのかよ。誰も見てないだろ。

「だれか見たのかよ。誰も見てないだろ。だったらまだわからないじゃないか。」はかなり感動した。
人は知らないうちに人から聞いたことを鵜呑みにし自分で確かめなくなる。
自分で確かめないから「だれだれが言っていた。だから本当だ」などとよくわからないフレーズを言ったりする。
まさに百閒は一見にしかずといわれるように自分で確かめることの重要性が込められた文だった。

自分がそれだと思ったことに対して必ず信じぬく力が自分自身を変得るための第一歩だと思った。

まとめ

えんとつ町のプペルは最高な映画だった。
映画を通じて常に夢を持ち行動することの大切さを改めて認識した。
今後前向きに生きる人が増えそのような方々とお話ができるような世界が訪れればいいなと思う。

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