ガラリ_寒冷地

1.積雪地における外部ガラリ設計の配慮
 ①積雪時にガラリを通じて内部に雪が侵入しないよう配慮
  ⇒雪がダクト内や機器本体と接触することで故障の可能性有


2.雪の侵入を防ぐ方法
 ①外気ガラリの面風速を1.5m/s 以下。
 ②ガラリの前に一次受けとして障壁を設置。
 ③ガラリチャンバー内に中仕切板を設け迷路とする。


3.雪対策による二次的配慮
 ①ガラリチャンバー内に雪がたまる可能性があり水抜きを設置。
 ②ガラリチャンバー内に中仕切板を設けた場合にも面風速1.5m/s を
  遵守。
 ③ガラリチャンバーおよび水抜きが結露する可能性があるため保温を
  施す。
 ④水抜き管のメンテナンス用として点検口を設置。


4.建築への依頼事項
 ①軒部分においても面風速1.5m/s が要求されるため十分な開口を
  要望すること。
 ②外装部分で極力雪の侵入を防ぐ構造とすること。
 ③ガラリを設けないケースが考えられるため防虫金網は見込むこと。

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