建築設備と長期海外出張 -必要なものリスト一覧を紹介- 2024.08.18 こんにちは。 設計事務所やゼネコン、サブコンに勤務していると、突然、「次は海外出張に行ってくれ」などと上司より言われることがある。断ることができる気持ちの強い人は、その場で海外出張をなかったことにすることができるかもしれない。しかし、ほとんどの方は海外出張を断ることができずに、海外出張当日を迎えることとなる。1週間や2週間程度の短期の海外出張であれば、旅行の延長線と割り切ることも可能だろう。しかし、長期海外出張となると、ある程度の準備が必要となることも事実である。 今回は長期海外出張者向けに必要なものリスト一覧を紹介する。 コンテンツ 必要なものリスト一覧現地滞在日数を確認したうえで必要なものを最小限持参持参する荷物の量には気をつけよう食べ物の持込み制限は国によって異なる体に直接触れるものは極力持参日本を感じられるものを持参日本の味を持参100円ショップは秀逸缶詰は是非持参しようサランラップは絶対に日本から持参するべき薬は念の為持っていこう散髪意外と忘れがちな延長コードスーツが必要かどうか要確認娯楽も必要まとめ 必要なものリスト一覧 現地滞在日数を確認したうえで必要なものを最小限持参 長期海外出張では、暫くの間、日本へ帰国することができない。つまり、あとから追加で日本から調達することは不可能となる。そのため、現地滞在期間を見据えて、本当に必要なものだけを持参することが望ましい。(一旦は上記で紹介した必要なものリストの一覧表から吟味することがおすすめだろう。) 持参する荷物の量には気をつけよう 海外出張のため、会社負担だからとむやみに持参することは望ましくない。理由としては、空港まで荷物を移動させるのは自分自身であり、空港についてからも自分自身で荷物を移動させる必要がある。例えば、スーツケースが3つも4つもあったらまず持っていけないことは容易に想像がつくだろう。また、重量にも気をつけよう。特に食料品を持参すると、スーツケース自体がかなり重くなる。めちゃくちゃに重いスーツケースを移送すると、スーツケースが案外簡単に壊れる。だからこそ、本当に必要なものだけを最小限持参することが望ましい。 食べ物の持込み制限は国によって異なる 日本に入国する際にも検疫での検査があるが、海外で入国する際にも同じように検査がある。具体的に何を持ち込んではいけないのか、国によってルールが異なるため、食品類を購入する前に必ず確認しよう。最悪の場合、入国時に没収だけではなく、別室送還もありうるため、注意が必要である。 体に直接触れるものは極力持参 例えば、洗顔や、歯ブラシ、歯磨き粉など体に直接触れるものは極力持参することがおすすめだ。これらは現地で調達しようと思っても、全く同じものは手に入らない。2週間程度であれば、現地調達したものでも我慢できるかもしれない。また、特に歯磨きだけは持参必須である。現地ではのトラブルを抱えると、超高額請求、もしくは、歯の痛みを解決する技術を持った歯医者がないことがある。(過去に現地人と話したときは、虫歯になったら、抜歯すると言っていた) 日本を感じられるものを持参 現地に長期滞在するほど、徐々に日本が恋しくなる。そんなときに少しでも日本を感じられれば、ちょっとした心の箸休めになるはずである。具体的には、現地で手に入ることがほとんどない「箸」「菜箸」「お椀」を持参することがおすすめである。 日本の味を持参 海外に行けば行くほど思うことが、日本料理は最高だということである。海外の、なんだかよくわからない食べ物を1日3食で何ヶ月も過ごすというのは、苦痛以外の何物でもない。食欲は特に、三大欲求の一つでもあることもあり、簡単にホームシックとなりうる要因の一つである。そのためにも、ほんだしや、生姜(チューブ)、にんにく(チューブ)など、明らかに日本特有な調味料は一式持参した方が良い。 100円ショップは秀逸 100円ショップはいつ行ってもたくさんの便利グッズが揃っている。例えば、料理が苦手な方や料理を面倒と感じる方の場合は、パスタ茹で器がかなり重宝する。それ以外にも、ジップロックや、ワニ口クリップなど、様々な便利グッズを見るけることができるはずである。 缶詰は是非持参しよう 手軽に日本を味わえるものとして、缶詰が挙げられる。現地で魚はさばかれた状態では売っていないことがほとんどである。そのため、ある程度料理ができる方以外は、魚を食べる機会が生まれない。そんなときに魚の缶詰があれば、魚を食べたくなったときに役に立ってくれる。そのため、普段は缶詰を食べることがないという方も、是非持参することをおすすめする。 サランラップは絶対に日本から持参するべき 海外でもサランラップは手に入るが、質が圧倒的に日本のサランラップとは異なる。まったく、切れなかったり、密閉できなかったり、サランラップと呼べないレベルである。サランラップは何かと便利なので、必ず日本から持参することをおすすめする。 薬は念の為持っていこう 現地では気候も違えば食生活も違う。普段は薬に頼っていない方も、現地ではいつどのような病で体調不良になるかがわからない。特に、食生活が大きく変わり、水もきれいではないもあり、旅慣れていない方は最初の1週目に強い痛みを伴う腹痛を訴える方が多い。そのため、薬は一通り持っていくと、安心できるはずである。また、渡航前にワクチンも打っていくことを推奨する。渡航先によって、発生している疫病が異なるため、ネットで渡航先の情報について確認の上、ワクチンを事前接種すると安心である。ワクチンは基本的に2~3回程度、期間を開けて接種する必要がある。そのため、時間に余裕を持って接種されたい。 散髪 3ヶ月以内であれば、海外渡航前に散髪すれば、なんとかなるだろう。しかし、3ヶ月を大幅に超過する場合は、諦めて、現地の理髪店を見つけるしかない。 意外と忘れがちな延長コード 延長コードは必須アイテムの一つである。現地のオフィスや宿泊先に必ずしも使いやすい位置にコンセントがあるとは限らない。そんなときに延長コードさえあれば、ある程度は融通がきく生活を送ることができる。また、延長コードに変換プラグ(コンセントの口の形状変更プラグ)を差し込んでおけば、変換プラグは必要最小限で済む。 スーツが必要かどうか要確認 現地では、意外とスーツを着ることは殆ど無いだろう。とはいえ、知らない土地でいきなりスーツが必要と言われても困るので、念の為、上司等へ確認することをおすすめする。 娯楽も必要 現地生活では、日本のニュースやドラマが流れることはまずない。一応、NHKは世界中どこでも見ることが可能ではあるが、そもそも普段NHKを見ている方は少数だろう。また、動画見放題サービスの「Hulu」は海外では視聴不可である。「Netflix」も視聴可能ではあるが、海外で「Netflix」を使用すると、現地の回線を使用することになるため、日本語対応ではなくなる。さらに、同じ理由により日本のドラマも視聴することができない。そんなときにVPNさえあれば、上記のすべてを解決することができる。無料のVPNサービスもあるが、回線速度が遅いなど、動画を視聴するためには何かと不都合が多い。そのため、筆者は「ExpressVPN」に大変お世話になった。 高速、安全、匿名のVPNサービス|ExpressVPN2024年最高クラスのVPN。どのデバイスでもプライベートで安全に世界中のネットにアクセス。24時間サポート。まずは30日間お試しください。 まとめ 今回は長期海外出張者向けに必要なものリスト一覧を紹介した。国内のお引越しであれば、なにか買い忘れた際にも、すぐ近くのコンビニやスーパーで買うことが可能である。しかし、海外の場合は、手に入らない可能性があるものが非常に高いため、念入りにパッキングすることが必要である。
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