【建築設備と長期出張】ラウンジ利用に向けたおすすめのクレジットカードとラウンジの様子を紹介 2024.08.25 こんにちは。建築設備業界での海外出張といえば、発展途上国に行くことが多いだろう。先進国であればいざ知れずだが、発展途上国の場合は、日本からの直行便がないことが多い。そのため、どこかの大きな空港で乗り継ぎをする必要があるわけだが、乗り継ぎ時間が8時間を超えるなど異様に長い事が往々にしてある。会社によっては移動時間は業務には含まれないなどという場合も多いが、実際に飛行機の乗り継ぎを始め、飛行機内での移動はとにかく疲れる。例えば8時間(日本-乗継先)+8時間(乗継先での待機時間)+8時間(乗継先-目的地)といった場合には、移動だけで24時間を要する。会社のお金で長期出張を行うため、ほぼ間違いなくエコノミークラスでの搭乗となる。つまり、飛行機の中での快適性はほとんど期待できない。したがって、自力で少しでも快適性を確保しようとすると、乗継先での待機時間をいかに快適に過ごすかに尽きる。そんなときに、ラウンジが利用できるだけで、快適性が格段に上昇する。今回は長期出張にあたって、ラウンジ利用に特化したクレジットカードを紹介する。 コンテンツ ラウンジを利用する手段プライオリティパススターアライアンスゴールド会員海外ラウンジの使用感クアラルンプール国際空港 -ゴールデンラウンジ-ノイバイ国際空港(ハノイ-ベトナム) NIA Buisiness Loungeドバイ空港ニノイ・アキノ国際空港(マニラ-フィリピン)マブハイラウンジダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル-ハワイ)ANAラウンジポートモレスビー・ジャクソン国際空港(ポートモレスビー-パプアニューギニア)パラダイスラウンジまとめ ラウンジを利用する手段 まずは、海外の空港でラウンジを利用する手段を紹介する。そもそもラウンジとは「カードラウンジ」と「航空会社ラウンジ」「プライオリティパスラウンジ」に大別される。簡単に言うと出資している会社によって、ラウンジの種別が区分される。カードラウンジとはクレジットカードに付帯されているラウンジ利用券によって利用可能である。そのため、国内の空港ではカードラウンジを利用可能な場合が多い。しかし、その特性上、海外で使用できる可能性は低い。(ごくまれに利用できる場合もある)したがって、海外空港のラウンジを利用する場合は「航空会社ラウンジ」もしくは「プライオリティパスラウンジ」のどちらかを利用することとなる。「航空会社ラウンジ」は「スターアライアンスゴールド会員」「ワンワールドプライオリティステータス」等に細分化される。その他にも、ビジネスクラス以上を利用する場合にラウンジのインビテーション(招待券)の配布であったり、各航空会社が単独でラウンジの利用基準を定めているケースもある。なお、「航空会社ラウンジ」の利用資格を得るためにはある程度各系列の航空会社を利用する必要がある。一方で「プライオリティパスラウンジ」は一部のクレジットカードを所有することにより「プライオリティパス」を申し込むことが可能となる。そのため、普段から国内出張などが多くない方は実質「プライオリティパスラウンジ」の利用資格を得ることが現実的である。図で示すと以下のとおりとなる。 プライオリティパス 「プライオリティパスラウンジ」に入るためには、プライオリティパスを取得する必要がある。プライオリティパスラウンジと記載しているが、航空会社ラウンジでも使用できる事がある。以下にプライオリティパスを取得可能なクレジットカードの一例を紹介する。 プライオリティパスが取得可能なクレジットカード(一例)アメリカン・エキスプレス(R)・ゴールド・プリファード・カードビューゴールドプラスカードUCプラチナカードJCBプラチナ楽天プレミアムカードエポスプラチナカード スターアライアンスゴールド会員 スターアライアンスのゴールド会員を取得するためには、国内の場合はANA便にかなりの回数搭乗する必要がある。具体的には下図に示す、ANAマイレージクラブのプラチナ会員となることでスターアライアンスのゴールド会員を取得可能となる。ANAマイレージクラブのプラチナ会員になるためには、年間のプレミアムポイントを50,000ポイント取得する必要がある。 50,000ポイントを取得する際のイメージを以下に示す。例えば、東京-沖縄間かつ、一般料金での搭乗の場合は、片道あたり約2,300ポイント貯まる。(Valueなどの安価なプランだと、取得可能なポイントが減少する。)そのため、往復で4,600ポイントとなるため、東京-沖縄間を年間11往復することで到達可能となる。少なくとも毎月飛行機で出張に行く方でないと、スターアライアンスゴールド会員を目指すことは難しいだろう。なお、ワンワールドプライオリティステータスについても、同じように取得条件が設定されている。 海外ラウンジの使用感 実際に筆者が海外ラウンジを利用した際の使用感を紹介する。 クアラルンプール国際空港 -ゴールデンラウンジ- クアラルンプール内のゴールデンラウンジでは、飲み放題、食べ放題で暇つぶしを行うことができる。ラウンジ内はかなり広く、食事スペースの他にもバーも併設されていた。 ラウンジの入口の様子 ラウンジ内の通路 ラウンジ内の様子 ラウンジ内のブッフェの様子 ラウンジ内の食事 ラウンジ内でのビール ノイバイ国際空港(ハノイ-ベトナム) NIA Buisiness Lounge ベトナムのハノイにあるノイバイ国際空港内のラウンジである。食べ放題、飲み放題かつ、シャワーも併設されているため、心身ともにリラックスできる環境が揃っている。 ラウンジ入口の様子 ラウンジ内部の様子 飲み放題のビール ラウンジ内の食事 ドバイ空港 世界的に有名なドバイ空港のラウンジも非常に快適であった。食べ放題、飲み放題はもちろんだが、シャワー室や、仮眠室、シアタールームまで完備されている。 空港内の様子 ラウンジ内客席部分 ラウンジ内の様子 ラウンジ内に設置されている模型 ラウンジ内の客席(ソファ) ブッフェ形式の食事 ラウンジ内の食事 ラウンジ内の様子 シャワー室、仮眠室入口 シャワー室の様子 ニノイ・アキノ国際空港(マニラ-フィリピン)マブハイラウンジ マニラ空港は利用客も多い上に、クレジットカードが利用できない飲食店も多い。そういった環境の中ででラウンジ利用ができることは本当に大きい。ラウンジ自体は比較的簡素ではあるが、くつろぐには十分な場所である。 ラウンジの入口 ラウンジ内の様子 タイガービール ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル-ハワイ)ANAラウンジ ハワイにはANAラウンジがある。時間つぶしにはうってつけの場所である。 ラウンジ内の様子1 ラウンジ内の様子2 ラウンジ内の食事1 ラウンジ内の食事2 ポートモレスビー・ジャクソン国際空港(ポートモレスビー-パプアニューギニア)パラダイスラウンジ パプアニューギニアの国内線は、常に遅れたりキャンセルになることが多い。いつ出発できるのかがわからない中、ラウンジでのんびりできる環境があることは非常に重要である。 ラウンジの入口 ラウンジ内の食事 まとめ 今回は長期出張にあたって、ラウンジ利用に特化したクレジットカードを紹介した。長期出張では、少しでも自分自身の身体の負担を減らすことが最重要課題となる。ラウンジを有効活用できれば、心身ともにリラックスすることが可能である。そのため、是非事前に準備の上、快適な旅を送っていただければと思う。
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