こんにちは。
建築設備に従事していると様々な方に対しプレゼンを行う機会がある。
技術職といえども、技術営業の側面を持つことが理由だろう。
建築設備ではイラストレーター等のadobe製のソフトウェアが使用されることも多いが、スライドショーといえば、Microsoft製のパワーポイントが使用されることがほとんどである。
そんなパワーポイントだが、ページ数に対し総ページ数を入力したいと思ったことがある方がほとんどなはずだ。
マスタースライドで少し編集すれば、手動で総ページ数を変更することは可能である。
しかし、スライドを変更するたびに手動で総ページ数を変更することは非常に面倒である。
総ページ数の記載があることで、説明が一体終わるタイミングがある程度予測できるため、特にリスナーにとっては一つの安心材料となる。
今回は比較的手軽に総ページ数を半自動で追加する方法を紹介する。
総ページ数追加用のコードを以下に記す。
以下のコードのコピペして、Microsoft Visual Basic に貼り付けて使用する。
コード
Const DEFAULT_DIVIDER As String = “/”
Sub InsertTotalNumberOfSlides()
Dim sld As Slide
Dim shp As Shape
For Each sld In ActivePresentation.Slides
sld.DisplayMasterShapes = True
For Each shp In sld.Shapes
If Left(shp.Name, 12) = “Slide Number” Then
shp.TextFrame.TextRange.Text = sld.SlideNumber & DEFAULT_DIVIDER & ActivePresentation.Slides.Count
End If
Next
Next
End Sub
総ページ数の表示設定
まずは総ページ数の表示設定を行おう。
総ページ数の表示設定 | |
---|---|
① | 表示タブからスライドマスターをクリック |
② | 画面右下の「<#>」を「<#>/<総数>」へ変更 |
③ | 挿入タブからスライド番号をクリック |
④ | スライド番号にチェックを入れ、全てに適用をクリック |
マクロの設定
次にマクロの設定を行おう。
マクロの設定 | |
---|---|
① | 表示タブからマクロをクリック |
② | マクロ名に適当に名前を入力し「+」をクリック |
③ | Module1内を全選択し、本稿の最初に紹介したコードをコピペ |
④ | 表示タブからマクロを選択し、InsertTotalNumberOfSlidesを選択。 |
実際に使ってみよう
マクロの設定画完了したら準備完了である。
本項では実際にどのように使用するのかを紹介する。
例えば適当にスライドを増やして、そのスライドに対して総ページ数を追加する流れを紹介する。
まとめ
今回は比較的手軽に総ページ数を半自動で追加する方法を紹介した。
総ページ数の半自動化ができるようになるだけで、作業時間の大幅削減につながる。
そのため、是非習得されたい。
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