パプアでの食生活を紹介

こんにちは。
パプアニューギニアに滞在して早くも1か月半が経過した。
パプアニューギニアに限らず海外へ長期滞在する一番の難点は食生活だ。
いわゆる三大欲求というやつだ。
特に食生活が合わないと致命的な問題に陥りやすい。
ホームシックならぬフードシックだ。
一度フードシックになるとどんな食事も苦痛となり精神的にかなり痛手かと思う。

そこで今回筆者が生活している場所パプアニューギニアでどのような料理を作ることができるかについて紹介する。

なお筆者は日本に滞在中の間はほとんどが外食中心の生活であったためほとんど料理はできない初心者のようなものだ。
そのため現状作ることができる料理そのものが腕前を理由に限られている。
また筆者は依然オーストラリアで滞在した際に現地で日本食を食べられなかっただけでフードシックに陥っている。
そのため今回紹介する料理についても極力日本で食べなじみがあるものばかりだ。
だからこそ単身で海外駐在員でこれから生活される方において参考になるかと思う。
(たまには現地の調味料などトライしているが。。。)

なおこちらへ滞在して1か月半であるため滞在初日から現地で料理した写真を順にあげていきながら紹介する。

1か月間に作った,食べた料理一覧

2022/2/21(月) 夕食
写真1枚目の記念すべき料理。
ソーセージと野菜を炒めたもの。
(もはや何かよくわからない。。。)
と現地で購入したうどんのような麺を食した。
見た目の割に意外とどちらもおいしかった。

2022/2/22(火) 夕食
この日はトマトパスタ。
現地のトマトパスタの素を使用したがパスタはひょっとしたら世界共通の味なのかもしれないとおもった。

2022/2/23(水) 夕食
炊き込みご飯とソーセージ、たまごスープ。
炊き込みご飯のためにいろいろと缶詰を持ってくればよかったと思った。
現地にいた先人の残り物を使って料理した。

2022/2/24(木) 夕食
こちらに来て早一週間でザ日本食の王道ラーメンを頂いた。(日本から持参)

2022/2/25(金) 夕食
ステーキ肉と卵炒め。

2022/2/26(土) 昼食
現地で購入したピザ。
見た目はおいしそうに見えるのだが、生地がものすごく硬かった。
また生地が硬い上に厚いのでボリューミーだった。

2022/2/26(土) 夕食
初めて作ったタコライス。
結果的には大失敗。
タコライスを食べている気がしなかった。

2022/2/27(日) 昼食
シンプルに蕎麦(日本から持参)と天ぷら。

後程現地の蕎麦が出てくるが比べ物にならないほどおいしかった。

2022/2/27(日) 夕食
炊き込みご飯と牛ステーキ。
ステーキ肉は日本のものと大して変わらず純粋においしかった。

2022/2/28(月) 夕食
白身フライと炊き込みご飯。
こちらの料理は自分が作ったわけではないが
揚げ物はやはりおいしいなと思った。

2022/3/1(火) 夕食
サイコロステーキの炒め物丼。
まだまだ料理が慣れていないのでなんだか質素な一品だ。
そして後日また同じ過ちを犯すがこのサイコロステーキがあまりおいしくない。。。

2022/3/2(水) 夕食
チャーハンとたまごスープ
チャーハンもおいしかったがたまごスープが秀逸だった。
意外と面倒なので以降作ってはいないがまた食べたいと思える一品だった。

2022/3/3(木) 夕食
ツナ缶を使ったオイルパスタ。
これを食べる前まではそもそも缶詰自体がおいしくないものだと先入観を持っていたがなかなかにおいしかった。

2022/3/4(金) 夕食
カレーライス+牛。
カレーは日本から持参したのでそれなりにおいしかった。

2022/3/5(土) 昼食
塩だれ豚丼を作ってみた。
豚が厚切り過ぎて全然味が載らなかった。
塩だれは想像以上に美味く何か他の用途に使用できるなと可能性を感じた味であった。

2022/3/5(土) 夕食
この日は現地の方とパーティ。
ということで牛ステーキを頂いた。
味は非常に複雑で現地独特の味だったがおいしかった。

2022/3/6(日) 昼食
中国の麺を使った蕎麦?のようなもの。
そうめんのような味わい。

2022/3/6(日) おやつ
ポップコーンを買ってみたのですぐに調理。
出来立てのポップコーンがものすごくおいしかった。
シンプルに塩だけかけて塩味のポップコーンの出来上がり。

タイに行った時にも映画館でポップコーンを食べたがポップコーンの味は世界共通だと思われる。

2022/3/6(日) 夕食
タコライス。
タコライスは安定した味だなと思う。

2022/3/7(月) 夕食
こちらはいたって普通なお肉の炒め物。

2022/3/8(火) 夕食
なんだか見た目が大変ひどい。。。
タコソースにパスター牛ひき肉を混ぜた。
見るからにおいしくなさそうだが味はいたって普通だった。

2022/3/9(水) 夕食
チキンの炒め物。
若干チキンに映っている白い液体が曲者だった。

タルタルソースと書かれているのだがなんとこのタルタルソース。
蜂蜜のような甘さがあり全くおいしくない。
食べた瞬間にダメだこれとなり、スプーンですべてを取り除く始末だった。
(せっかくワクワクしながら買ったのに。。。)
しかもマヨネーズ,ヨーグルトが手に入らないので実質こちらではタルタルソースが作れないことになる。。。

2022/3/10(木) 夕食
豚肉をシンプルに塩コショウで炒めた一品。
シンプル故に美味かった。

2022/3/11(金) 夕食
今回は麻婆豆腐の素を使用して料理した。

写真が暗くてわかりづらいがいわゆる本場っぽい容器に入っていた。
これがおいしければよいのだが悶絶するほどのレベルで辛すぎて全くおいしくない。
ちなみにあまりにも辛すぎて次の日はおなかを壊した。

2022/3/12(土) 昼食
お昼はチャーハンを作った。

今回からこちらのチキンパウダーを使用。(現地購入)
このチキンパウダーどうやら日本でも売られているようなのだがチャーハンとの相性がものすごくよい。
日本に帰ってからもこちらの調味料でチャーハンを作りたいと思った一品だった。
なお本日以降の中華料理は全てこちらの調味料を用いている。

2022/3/12(土) 夕食
ミーゴレン(作り方をさっそく間違えた)と韓国の調味料を使用して作った豚炒め。
ミーゴレンはお湯を抜くことを忘れていたため全然味がしなかった。

こちらが韓国のよくわからない調味料だが普通に辛かった。
なぜ何でもかんでも辛くしてしまうのか。
辛かったせいで味わいが全く楽しめなかった。

2022/3/13(日) 昼食
現地で売られていた蕎麦とミーゴレンをそれぞれ購入した。
つゆは醤油とほんだし(日本から持参)で作っている。
蕎麦はまず何食べているかよくわからないくらいおいしくない。
一方でミーゴレンは現地では有名であることもありめちゃくちゃ美味かった。

2022/3/13(日) 夕食
卵炒めとツナ缶の炊き込みご飯。
現地のツナ缶をあまり信じていなかったが普通に食べられた。

2022/3/14(月) 夕食
現地でサイコロステーキを買ったので料理した。
ご飯はさばの炊き込みご飯。(日本からの持ち込み)
サイコロステーキは肉が硬すぎて全然おいしくなかった。
恐らく二度と買わないだろう。

2022/3/15(火) 夕食
チャーハンと豚肉のニンニク醤油炒め。
間違いなくおいしい王道メニュー。

2022/3/16(水) 夕食
チキンの炒め物とごはんにサルサソースをかけて食べた。
このころからだんだんとふりかけ的な存在が欲しくなってきた。

2022/3/17(木) 夕食
現地で売っていたそばのような麺(中国の面)と卵炒め。
こちらの麺はそうめんのような味わいでおいしかった。
卵炒めも日本で食べるものと何ら遜色なかった。

2022/3/18(金) 夕食
マスターフードというメーカーの調味料を使用した。

できた料理がこちら。
全くミートボールは使わなかったがとにかくおいしくない。
オーストラリア産のようだがハーブの味が強すぎて何を食べているのかよくわからなかった。

2022/3/19(土) 昼食
チャーハンと現地でハンバーグミンチが売られていたので今回料理してみた。
ハンバーグは臭みを取り除くため大量にみりんを入れた。

2022/3/19(土) おやつ
こちらは日本から持参してきた讃岐うどん。
なんだか無性に日本食が食べたくなったのでうどんを食した。
日本クオリティが素晴らしすぎた。

2022/3/19(土) 夕食
またまたタコライス。
だいぶタコライスにはまった。

2022/3/20(日) 昼食
恐らく初めての外食だろう。
揚げ物のポテトがとてつもなくおいしく感じた。
(久しく揚げ物を食べていないからだと思う。)

ちなみにこちらがお店の外観。

2022/3/21(月) 夕食
豚肉のニンニク醤油炒め。
ニンニクは現地でいくらでも手に入るため困ったときは今後この料理を作るだろう。

2022/3/22(火) 夕食
タコライスを作った。
これもレギュラーメニュー。

2022/3/23(水) 夕食
この日は無性に焼きそばが食べたくなったので現地で購入した焼きそばのインスタント麺で焼きそばづくり。
買う前から信じていなかったがぱさぱさしていてあまりおいしくなかった。

2022/3/24(木) 夕食
チャーハンと豚の生姜焼き。
もともとどちらも自分のお気に入りであるだけあって普通にうまいレギュラーメニュ。

2022/3/25(金) 夕食
こちらは現地でナシゴレンの素を購入し今回料理した。
もともとナシゴレンを食べたことがなかったので普通かがわからないがめちゃくちゃ辛かった。
もう二度と買わない調味料リストにリストアップ。

2022/3/26(土) 昼食
今回は現地で購入できた日清のラーメン。
特段味はローカライズされているわけではなかったので大変おいしかった。
リピータ確実。

ラーメンに加えて厚切り豚をタコ風に会えた。
こちらも十分美味かった。

2022/3/26(土) おやつ
前も紹介したこちらはパプアでは有名店のお店。
(Big Rooster)
家ではまず作ることのない揚げ物を食した。
ポテトはやはり万国共通。

ちなみにこちらがお店の内観。
メニューを撮った一枚だ。
ポテト以外にもハンバーガーやチキンがあった。

2022/3/26(土) 夕食
こちらだけだと一体何かがわからないが、日本から持参してきたマルタイの棒ラーメンだ。
インスタントであるにもかかわらずこれだけのおいしさを引き出している。
日本の製品のすばらしさをつくづく感じる。

2022/3/27(日) 朝食
現地のインスタントパスタ。

カップ麺と同じ要領でお湯を入れるだけのシンプルな一品だ。
ただインスタント麺だからか味はかなり微妙。
やはりパスタは一から作った方がおいしいと思った。

2022/3/27(日) 昼食
初めて牛丼を作った。
ただ現地ではバラ肉のような薄い肉はなく厚切りの牛丼となった。
(つゆは十分に味が出ていたが肉にまで味がのらなかった)

2022/3/27(日) おやつ
おやつとして現地で売られていた富士のリンゴ(輸入品)を食した。
普通にうまかった。
こちらが皮をむく前の状態

こちらが向いた後の状態。
写真を撮ることを忘れていて残り3つしかないが。。。

パプアで手に入らなかった食材

ここまで長々と紹介してきたわけだがパプアでどうしても手に入らなかった食材がある。
それは以下だ。

・マヨネーズ
・ほんだし
・七味唐辛子
・片栗粉
・小麦粉
・ふりかけ
・味噌
・塩コショウ(現地には粗めの塩とコショウしかなかったので)

現地へ赴任する前は不要だと思っていてもいざとなると欲しくなることがまず間違いなくあるため是非持参することをお勧めする。

まとめ

今回は筆者が滞在中に料理した写真や食した写真を紹介した。
冒頭でも申し上げたが筆者は依然オーストラリアで滞在した際に現地で日本食を食べられなかっただけでフードシックに陥った経験がある。
またパプアに来るまでそもそも料理はほとんどしたことがない。
そんな中でも上手い下手はあれど色々な日本食等を作ることができるので写真の内容レベルでも問題なければ後は努力次第で食の問題は解決できるだろう。

これから単身で海外駐在員生活を送る方の心の支えとなれば幸いである。

なお以下にパプアをもっと深く知りたい方のための書籍を紹介している。
興味ある方はぜひ見ていただければと思う。

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