仕事において本当に海外の人はよく間違える?

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こんにちは。
筆者がパプアニューギニアに来て早くも一週間が経過しようとしている。
現在とある建物の工事ということで現地に常駐している。
そんな中さっそくの一週間で色々な方とお話や打ち合わせをする機会も多い。
その中でふつふつと筆者の中でこみあげてきている感情がある。
それは海外の方は本当に間違えが多かったりいい加減なのかについてだ。
今回は上記について筆者が思う部分を紹介する。

現地の方の働きぶり

海外の人が特別いろいろなことを間違えたりとかいい加減に仕事をしているかどうかについて以下に紹介する。

つい最近現場を見始めたばかりである筆者。
そんな中一番目に付くところが現場でローカルの方や他の海外から仕事をしに来ている方も含めて思った以上にみな真面目に仕事をしている。

当然現場サイドに近づけば近づくほど見えてくる光景も異なるかもしれないが、現時点で現場の様々な部分を確認していると思った以上にしっかりと仕事されていることがうかがえる。
(現地の人があるものを作ったうえで他の人が検査した後にさらに筆者が検査しているので聞こえがよいのかもしれないが)
こちらから是正措置を指示した時においても筆者が想像する以上にてきぱきと動きその場で修正したりもしていた。

我ら日本人が海外の人と仕事をすると「この人はよく間違えたりいい加減だ」などと愚痴をこぼす人も多い。
筆者もあらかじめほかの方から○○はいい加減だから気をつけろなどと話を頂いていた。
ただ実際には決していい加減ではなく彼らは彼らなりにまじめに仕事をされている。
それでも間違っているときは現場にいる人皆が間違えているときでもはや個人のせいではないかと思う。
また月に二回ある給料日には午前中で仕事が終わり勝手に切り上げてしまうがその点はパプアの文化なので他の人がとやかく言う問題ではないかと思う
またどの国にも一定数いい加減な人やさぼりがちな人はいるのでそういった人たちは今回の紹介記事からは除外している。

とにもかくにも決していい加減に仕事をしているわけではないということだ。

 

お互いが本当に理解できているか

とそんな彼らの人柄を見て思うことが先ほどの「この人はよく間違えたりいい加減だ」という人がどれだけ的確に指示をできているかということ。
特に使用する共通言語が英語であることがほとんどだ。
英語が母国語ではない我々にとっては英語で話すというだけでかなり大きな障壁がある。

更に問題なことが話をする側だけでなく聞く側も母国語が英語ではない可能性があるということ。
そのため本来はお互いがしっかりと理解するためにはそれなりに会話に時間がかかるはずだ。
にもかかわらず特に日本人は自分の物差しで物事を勝手に進めていく。
当然それだとお互いの共通認識ができていないまま物事が進む可能性が高い。
となると必然的にどこかでエラーが起きる。

そのエラーこそが「この人はよく間違えたりいい加減だ」につながる。

お互いに理解をするために

お互いに理解を深めるためにはとにかくコミュニケーションが大切だ。
理解してもいないのでわかったふりをしていい加減に物事を進めると必ずどこかでエラーが起きる。
どんな些細なことでもいくらでも聞き直してお互いに理解することが大切だ。
日本人の場合だとどうしても性格上どうしても遠慮してしまいがちだが聞き直すことに対して相手はちっとも失礼などとは思っていないものだ。
多民族国家であるほど様々な言語や方言が混じったうえで会話するので聞き直すことはざらにある。

まとめ

今回は海外の方とともに働く上で大切なことについて持論を展開した。
もちろん人それぞれ思う部分はあるかと思うが、一応なりにも海外で働くことを経験したうえで一個人が思った内容を整理したつもりである。
よりグローバル化が騒がれる中もちろん海外の方と働く機会も増える。
言語の壁も一つの克服すべき事項でもあるが、一番はお互いに理解しあいながら物事を進めていくことが今後まず求められることであると考える。

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