【4コマ漫画】建築設備と『壁面緑化』

【概要】
建物外部からの熱を遮断する手法の一つとして、壁面緑化が挙げられる。
壁面緑化を行うことで、室内の空調の需要を低減でき、省エネ化を図ることができる。
また、植物は二酸化炭素を吸い込み、酸素を生産することが可能である。
そのため、環境配慮といった観点からも対外的なアピールとして、壁面緑化が採用されるケースがある。
さらに、壁面緑化は都市のヒートアイランド現象を緩和する効果も期待できる。
都市部では、コンクリートやアスファルトによる熱の蓄積が問題となっており、壁面緑化はこれを軽減する手段として注目されている。
また、壁面緑化は美観の向上にも寄与する。緑の壁面は視覚的に心地よく、建物の外観を自然と調和させる効果がある。
そのため、観光地や商業施設など、人々が集まる場所では特に効果的である。

【設計段階での注意事項】
設計段階では、壁面緑化を行うかどうかのニーズを確認する必要がある。
但し、壁面緑化を行ったとしても、現時点での空調設備設計では、壁面緑化による熱負荷低減の量を反映することができない。
また省エネ計算上においても、緑化による省エネ効果を試算することができない。
空調の負荷計算においては、壁面緑化による熱負荷低減に関する知見(論文等)に基づき、空調の容量を低減するなどの模索が必要となる。
そのため、設計者は壁面緑化が持つ潜在的な効果を考慮しつつ、設計を進めることが求められる。

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