【概要】
最近ではウイルス問題もあり、風通しの良い屋外での飲み会を行うことも多いだろう。年中快適な外気温湿度であれば、空調は全く必要がないだろうが、日本に住む限りは夏や冬が訪れる。特に冬場の屋外は寒すぎて、飲み会どころではないだろう。そういった背景もあって、屋外にヒーターを設置する建物が増えている。ヒーターを設置することで、周囲で宴会を楽しむ人が快適に過ごすことが可能となる。
ヒーターを導入する理由としては人のための他にも、機能のためといった側面もある。北海道や東北地方といった寒冷地では、屋外に限らず、屋内においてもヒーターを設置することが多い。特に、トイレなどの水回りでは必ずと行っていいほど、ヒーターが設置されている。ヒーターが設置されていないと給水配管が凍結し、配管の破裂につながってしまうため、注意が必要である。
【設計段階での確認事項】
設計段階では、ヒーターが必要な室の有無を見極めることが必要である。通常、特段の要求がない限りは、ヒーターを単独で設置することは少ない。そのため、施主のニーズを聞き出す際に、適切な提案ができるように様々な知識をあらかじめインプットしておくことが重要である。実際には、施主の要望や悩みに対して、様々な解決手法があるかとは思う。解決手法を模索するにあたっては、様々な知識を持ち合わせることで、より良い具体的な提案につながるはずである。
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