ほげ夫様
いつもあきしょー工房をご利用いただきありがとうございます。
さて、給水計算および水理計算に給湯器分への給水量へ含むかどうか、自治体によって判断が変わりそうです。
各自治体の給水設計指針を確認しても特に言及がない場合と、計算例で見込んでいる場合とがあります。
管理人が見つけた限りでは、給湯器分への給水量を見込んでいる場合においても、あくまでも給水負荷単位として計上しているのみでした。
基準はともかく、以下所見です。
【混合水栓部分の水量】
混合水栓と単水栓のいずれの場合においても、水圧と口径が同じであれば吐水量の総量は同じはずです。
つまり、お湯を併用する場合はその分水が減ることにつながります。
【電気温水器への分岐前の配管】
・貯湯式の場合は混合栓から出湯するといずれ貯湯式の給湯機器へ水の補充を始めることかと思います。
・つまり、給湯器器への給水と混合栓への出湯が同時に発生します。
・給湯機器への水量>混合栓への出湯量となるようであれば給水計算および水理計算へ反映しないと本来は筋が通らないように感じます。
なお、一般社団法人 日本設備設計事務所協会連合会が掲載している計算書では電気温水器も給水負荷単位として計上しています。
リンクはこちらになります。
器具毎に流量を積み上げる場合は、電気温水器へ接続される給水管径と推奨流速から流量を算出することとなるかと思います。
よろしくお願いいたします。