› フォーラム › ☆お悩み相談コーナー☆(停止中) › 受水槽廻りの配管の配管径について
- このトピックは空です。
- 投稿者投稿
- 2024年5月10日 11:28 PM#16299ほげ夫ゲスト
連続での質問すみません..
受水槽廻りの配管の配管径の決め方がわからず困っております。茶本や都の給水装置施工指針等も探してみたのですがオーバーフローに関する記述程度しか見つけられませんでした。例えば定水位弁の主弁・副弁側の配管、連通管、水抜きの配管、受水槽とポンプ間の配管等々どのようなルールで配管径を決めていけばよいのでしょうか。
受水槽+加圧給水ポンプの設計を初めてやっており苦戦しております…
よろしくお願いいたします。2024年5月11日 2:34 PM#16318あきしょー工房管理人ゲストほげ夫様
いつもあきしょー工房をご利用いただきありがとうございます。
配管形については自治体によって異なることが多い印象です。
まずは設計されている地域の水道局の指針をご確認いただければと思います。
また、併せて保健所へも確認することをお勧めします。(ビル管法の対象となる場合)以下に参考として配管径の決定方法を記します。
受水槽廻りの配管の基本的な構成については機械設備の標準図内に記載がある通りです。
(一部配管径の記載があるためご確認ください。)・給水管の一次側配管の配管径は時間平均予想給水量により決定します。
(受水槽に常に貯水されているため、ポンプの能力に応じた水量とする必要がありません。)
ただし、受水槽容量があまりにも小さい場合は、枯渇する可能性があるため注意ください。・受水槽二次側の給水管は給水ポンプの能力で決定します。
(水道直結方式や増圧ポンプ方式と同様です。)・ポンプ廻りの配管についてはポンプのカタログから吸込側と吐出側の配管径を確認ください。
・オーバーフロー管径は受水槽一次側の配管径の2倍とすることが多い印象です。(基準が自治体によって設定されています。)
基本的な考え方ですが、受水槽に流入する水量を確実にオーバーフロー可能な径とするべきと考えます。
(自治体に基準がない場合は配管の横引きが全くないことはないかと思いますので、マニングの公式の1%勾配で求めると良いかと思います。)・水抜管は単に水が抜ければ良いので特段の基準はないかと思います。
管理人は50Aとしていることが多いです。・通気管径は受水槽二次側配管径の1/2以上の有効断面積となります。(自治体により基準が異なります。)
受水槽への水の流入により通気管より空気が抜けます。
また、受水槽からの水の流出により空気管から空気が流入します。
考え方としては、これらの空気のやり取りに支障がないような通気管径を設定することとなります。
(具体的な求め方までは当方では把握できていませんが)・連通管は受水槽二次側配管径2倍以上とすることが多い印象です。(自治体により基準が異なります。)
基本的には、両方の水槽が同一の水位を維持できれば良いと考えます。
受水槽一次側配管よりも受水槽二次側配管の方が流量が大きいことがほとんどですので、受水槽二次側配管の流量が連通管を通過可能な配管形とする必要があります。
こちらについてもマニングの公式等により求められるかと思います。よろしくお願いいたします。
2024年5月14日 10:09 PM#16434ほげ夫ゲスト管理人様
ご回答いただきありがとうございます!
決め方の記載がなかなか見当たらず困っていたので大変助かります。先に質問させていただいた電気温水器についての質問についてもここで併せてお礼させていただきます。
ありがとうございました。 - 投稿者投稿
- フォーラム「☆お悩み相談コーナー☆(停止中)」には新規投稿および返信を追加できません。